プロミス・アイフル・アコムはどう違う?気になるポイントで比較!
自分がカードローンでお金を借りるなら、やっぱり大手のところがいいな…と思いますよね。
プロミスをはじめとして、アイフルやアコムなど、その選択肢は多いです。
どうせ利用するのであれば、一番お得!と感じられるカードローンがいいな…と思うのは当然のこと。しかし、プロミスとアコムとアイフル、その3社にどのような違いがあるのか?となるとよくわからないですよね。
そこで、貸付条件や金利など、気になるポイントをいくつかピックアップし、3社を比較してみました。
それぞれのカードローン、どのような特徴があるのか見てみましょう!
貸付条件や限度額などの商品スペックで比較
最初に比較するのは、
- 貸付条件
- 利用限度額・金利
といった商品スペックに関してです。
審査に可決する必要がありますから、貸付条件は緩いほうがいいな~と思いますし、利用限度額はともかく金利は低い方が嬉しいな!と思いますよね。
この3社は比較してどんな感じになっているのか、早速みてみましょう!
貸付条件は特別大きな差はなし。どこもシンプルな内容
まずは貸付条件からです。プロミス、アイフル、アコムの順にチェックしてみましょう。
プロミス | ・年齢が20歳~69歳 ・本人に安定した収入がある |
---|---|
アイフル | ・満20歳以上 (新規借入は満70歳で終了) ・定期的な収入と返済能力がある ・アイフルの審査基準を満たす |
アコム | ・年齢が20歳以上 ・安定した収入と返済能力がある ・アコムの審査基準を満たす |
この1社は特別条件が簡単!ということもなく、逆に難しい!ということもなく、似たような条件という印象を受けますね。
正直、貸付条件から1社を決める!というのは難しいでしょう。
利用限度額や金利を比較。プロミスは最高金利がちょっと低い
続いては、利用限度額や金利の比較になります。
利用限度額については、プロミスのみが最高で500万円、あとの2社は800万円と300万円の差があります。
とはいうものの、総量規制のため、500万円を借りるのであれば年収は最低でも1500万円、800万円を借りるのであれば2400万円必要なので、そこまで借りたい!と思う方はそういないでしょう。
金利については、0.2%という小さな差ではあるものの、プロミスが一番低くなっています。
100万円以上を借りる場合は最高金利が15.0%になりますので、どこも横並びに。再低金利が低い分、アイフルやアコムの方が低金利で借りるチャンスがあるかもしれませんね。
利用限度額 | 金利(~100万円) | 金利(100万円~) | |
プロミス | 500万円以内 | 4.5%~17.8% | 4.5%~15.0% |
アイフル | 800万円以内 | 3.0%~18.0% | 3.0%~15.0% |
アコム | 800万円以内 | 3.0%~18.0% | 3.0%~15.0% |
金利はプロミスが0.2%低いという純粋な「差」があります。
が、この0.2%とはどのくらい影響するものなのでしょうか?
10万円を借り、1年かけて返済する場合の返済シミュレーションをして比較してみると、以下のようになります。
17.8% | 18.0% | |
---|---|---|
毎月返済額 | 9,156円 | 9,167円 |
返済総額 | 109,894円 | 110,011円 |
毎月の返済額も、返済総額も大きく変わりません。大体300円差といったところでしょうか。
当然借入額がもっと大きくなったり、毎月の返済額がもっと少ない場合はもう少し差が出てきますが、それほど大きな差ではないことはおわかりいただけるかと思います。
プロミスの金利は他2社より低いのは事実ですが、それにこだわりすぎる必要はない、と言えそうですね。
審査は通りやすい?申し込み方法は豊富?手続き関連で比較
続いては、審査や申し込み方法について比較していきたいと思います。
このトピックでは、
- 審査時間
- 申し込み方法・契約方法
- 成約率
について見ていきましょう。
審査時間はどこも最短30分!大きな違いはなし?
急いでいる時はもちろんですが、そうでなくてもカードローンの審査は早いほうがいいですよね。
各社の最短審査時間、最短融資時間(契約してお金を借りられるようになるまでの時間)、そして受付時間をまとめてみました。
審査時間や融資時間は各社大きな差はありません。いずれもあくまで「最短」ですので、それ以上の時間がかかることも想定しておきたいところですね。
最短審査時間 | 最短融資時間 | 受付時間 | |
プロミス | 30分 | 1時間程度 | インターネット等:24時間365日 (連絡時間は9時~21時) 電話:9時~22時 自動契約機:9時~22時 |
アイフル | 30分 | 1時間程度 | インターネット:24時間365日 (連絡時間は21時まで) 電話:9時~21時 自動契約機:8時~22時 |
アコム | 30分 | 30分~ 40分程度 |
インターネット:24時間365日 (即日融資は22時までに契約完了 させる必要あり)) 電話:24時間365日 (審査が行われるのは18時まで) 自動契約機:8時~22時 |
電話などの受付はアコムを除き21時までとなっていますが、自動契約機はいずれも22時までと遅い時間まで営業しています。
ただ、契約手続きなどの時間が遅くなるとその日のうちに融資を受けられない可能性もありますので、できればギリギリではなく21時くらいまでに申し込みが完了できていると安心です。
インターネットで契約したい場合、アコムは22時までに契約を完了させればOKですが、プロミスやアイフルの場合は連絡が21時までとなっていますので注意しましょう。
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申し込み方法・契約方法を比較!プロミスは色んな手段が使える
個人的に重視したいのはこちら、申し込み方法や契約方法です。
いくら金利が低くても、店頭で申し込みをしないといけない…という商品はハードルが高く、利用したくでもなかなかできない、なんてこともありますよね。
申し込み方法や契約方法の選択肢が多いと、思い立った時に申し込みをする難易度もぐっと下がります。
というわけで、こちらも3社それぞれの申し込み方法及び契約方法をまとめました。
申し込み方法 | 契約方法 | |
プロミス | ・Web(インターネット) ・電話 ・店舗 ・自動契約機 ・郵送 ・スマホアプリ |
・Web ・郵送 ・店舗 ・自動契約機 |
アイフル | ・Web(インターネット) ・電話 ・店舗 ・自動契約機 |
・Web ・店舗 ・自動契約機 |
アコム | ・Web(インターネット) ・電話 ・店舗 ・自動契約機 ・郵送 |
・Web ・郵送 ・店舗 ・自動契約機 ・FAX |
方法によって使えない契約方法もありますが、各社共通しているのは
- インターネットで申し込み→Web上で契約(カードは郵送)
- インターネットで申し込み→店頭や自動契約機でカード発行
- 自動契約機または店頭で申し込み→その場でカード発行
- 電話で申し込み→郵送で契約
- 電話で申し込み→店頭や自動契約機でカード発行
あたりでしょうか。郵送で申し込み郵送で契約、というのも黄金パターンですが、最近ではそう使われることはないでしょう。
この中で比較しますと、プロミスは様々な方法で申し込みが可能で、かつ契約時も柔軟な対応ができます。
例えばインターネットで申し込んだ場合、Web契約か店頭契約か選ぶことができます。これは他の2社も同様です。
しかしプロミスはWeb契約を選んだ場合、さらに「カードレス」か「カードあり」かを選ぶことが出来るんです。
カードレスにした場合、振込キャッシングがすぐに利用できるようになります。その後、カードが欲しくなったらカードを発行することも可能なので、「とりあえずカードレスで契約して、カードは後からもらえばいいや」といったやり方もできますね。
また、スマホアプリで申し込んだ場合、契約もスマホアプリ上で行え、さらにカードレスですぐ利用することが出来るようになります(契約後アプリに会員情報を紐付けることも可能です)。
審査に通りやすいのは?「成約率」で比較
どれだけ審査に通りやすいのかは、新規の顧客に対する「成約率」でわかります。
各社の月次データを参考に、2017年4月~2018年2月までの「11ヶ月」の成約率を平均した数値がこちらになります。
プロミス | アイフル | アコム |
---|---|---|
45.40% | 45.51% | 47.30% |
プロミス、アイフルに比べるとアコムが頭ひとつ抜けていますね。
2%ですのでかなりの差がある、とは言いづらいですが、それでもアコムは他社に比べると「審査に通りやすい」と言えるのではないでしょうか。
無利息期間は?振込キャッシングは?サービス面で比較
最後に比較するのは「サービス面」です。
ここまで金利や審査などで比較してきましたが、正直いって「どこもそんなに大きく差はないんだな」と思った方も多いのではないでしょうか。
…となると、どこでカードローンを選べばいいのか?という疑問が浮かぶわけですが、その回答のひとつが「サービス面」と言えるでしょう。
多少お金が高くても、それに見合ったサービスを受けることができれば満足度は高くなりますよね。それだけサービスは重要!と言えます。
各社どのようなサービスがあるのかチェックしていきましょう。
無利息期間は圧倒的にプロミスがお得!と言えそう
3社に共通しているサービスのひとつが「無利息期間サービス」です。
初回利用限定ではあるものの、30日間利息が0円でお金を借りられるという、利用する側にとってはとってもお得なサービスです。
条件など、それぞれの違いをまとめました。
名称 | 開始日 | 利用条件 |
---|---|---|
プロミス | 初回借入日の翌日 | ・プロミスを初めて利用 ・メールアドレスを登録 ・Web明細の利用 |
アイフル | 契約日の翌日 | ・アイフルを初めて利用 |
アコム | 契約日の翌日 | ・アコムでの契約が初めて ・返済期日を「35日ごと」に設定 |
利用条件はどれも特別難しいものではありません。共通しているのは「初めてその会社を利用すること」、つまり新規契約の方が対象になるということです。
注目したいのは「開始日」。アイフル・アコムは「契約日の翌日」からのスタートとなっていますが、プロミスは「初回借入日の翌日」からのスタートとなっています。
これは実は大きな差。
なぜかといいますと、プロミスは確実に30日無利息期間を得ることができますが、アイフルとアコムは30日間無利息期間を得られない可能性があるから、なんです。
もう少し詳しく説明しますと、仮に契約日が「5月1日」とします。アイフルとアコムは、いつお金を初めて借りたかにもかかわらず、5月2日からの30日間が無利息期間になります。
5月7日に初めてお金を借りた場合、残りの無利息期間は25日であり、5日間は「借入金額0円で利息も0円(無利息)」と言えます。
対してプロミスの場合、初回借入日の翌日からスタートなので、5月7日に初めてお金を借りた場合「5月8日から」無利息期間がスタートします。
契約後すぐにお金を借りるのであればアイフルやアコムでも問題ありませんが、契約後すぐにお金を借りないのであれば、プロミスが一番お得になると言えるんです。
「カードローンを契約だけしておいて、必要な時にお金を借りたい」と思っているのであれば、無利息期間サービスという点からみればプロミス一択です。
振込キャッシングの自由度は、アコムとプロミスが高い
続いてチェックする項目は「振込キャッシングについて」です。
カードローンと言えば、その名前の通りカードを利用してATMから現金を引出すイメージが強いですが、振込キャッシングは指定した預金口座に直接振り込んでもらえるというサービスです。
「もうすぐ引き落とし日なのに口座にお金が足りない!」という時など、直接口座に振り込んでもらえるためとても便利です。
ただし注意すべきは「振込キャッシングに対応している時間」。
ここは3社で大きく違いが出ていますので、ぜひまとめたものをご覧ください。
平日 | 土日・祝日 | |
---|---|---|
プロミス | 三井住友銀行または ジャパンネット銀行の場合: 0時~24時:受付完了から10秒程度 (土日祝日も同様)その他の金融機関: 0時~9時:当日9時30分頃 9時~14時50分:受付完了から10秒程度 14時50分~0時:翌営業日9時30分頃 |
翌営業日 9時30分頃 |
アイフル | 0時~9時:営業開始以降 9時~14時10分:当日中 14時10分~0時:翌営業日 |
翌営業日 |
アコム | 楽天銀行の場合: 0時10分~23時50分:受付完了から1分程度 (土日祝日も同様)ゆうちょ銀行の場合: 0時10分~9時:当日正午頃 9時~14時:当日17時まで 14時~23時50分:翌営業日正午頃その他銀行・信用金庫: 0時10分~9時:当日9時30分頃 9時~14時30分:受付完了から1分程度 14時30分~23時50分:翌営業日9時30分頃 |
ゆうちょ銀行: 翌営業日正午頃銀行・信用金庫: 翌営業日9時30分頃 |
アイフルは端的に言えば、その日のうちに振込をしてもらえるのは平日のみ。しかも、14時10分までなので夕方に「お金が必要!」となった場合、振込キャッシングではなくATMからお金を借りる→それを自分の口座に入れる、という形しかとれません
対してプロミスとアコムは特定の金融機関であれば24時間365日振込キャッシングに対応していますので、夜中にお金を振り込んでもらうことも可能です。
ただし、当然ですがその金融機関の口座を保有していなければ使えませんのでご注意を。対応していない金融機関の場合、平日の14時台で受付は終了します。
振込キャッシングの自由度の高さはプロミスとアコムがいい勝負。アイフルは一歩遅れを取っている、という印象ですね。
提携ATMの利用手数料は?基本手数料はかかる
続いては提携ATMの利用手数料などをチェックしてみましょう。
基本、提携ATM…つまり、コンビニなどに設置されているATMや、別の金融機関のATMを利用する場合は「手数料」がかかります。
入出金が1万円以下であれば108円、1万円超であれば216円。つまり100円あるいは200円+税の手数料がかかるというわけですね。
できるだけ手数料は抑えたいもの。当然、各社は手数料無料のATMも設置しています。
手数料無料のATM | |
---|---|
プロミス | プロミスATM・三井住友銀行ATM |
アイフル | アイフルATM |
アコム | アコムATM |
プロミスは三井住友銀行のATMも手数料無料で利用できますが、他2社は自社ATMのみ。
三井住友銀行ATMは各所にありますから、手数料を抑えて利用したい!と考えているのであればプロミスは選ぶ理由のひとつになるでしょう。
プロミス独自の「ポイントサービス」も見逃せない!?
また、プロミスには他社にはない独自のサービスもあります。それが「ポイントサービス」です。
プロミスに収入証明書類を提出したり、メールマガジン内のリンクをクリックするといったアクションでポイントを貯めることが可能です。
貯めたポイントは
- 提携ATM手数料無料
- 無利息期間サービス
のいずれかに利用できます。
そう、実はプロミスはポイントサービスを利用することで、初回の無利息期間が終わっても、再度無利息期間を利用することが可能なんです!
あまり知られてはいませんが、かなり珍しいサービスだと思います。長期的な利用を考えているなら、それにメリットがあるプロミスは悪くないと思えますね。
サービス面での比較がオススメ。プロミスはサービス面で優秀
今回比較した3社については、商品スペックについては「ここが飛び抜けている!」と言えるところはありません。
どこも横並びといった印象で、どこを選んでもそう大きな違いを感じられることはないでしょう。
ただしサービス面となれば話は別です。無利息期間サービスや振込キャッシングなど、使えば使うほど差を感じられる部分こそしっかりとチェックをしておくべきです。
サービス面で見ると、やはりプロミスは優秀だと言えるでしょう。
カードレスでも「アプリローン」を利用すればATMから現金を引き出すことができますし、無利息期間も初回借入日からのスタート。
そして、ポイントサービスで使えば使うほどお得もアリ…と、他のカードローンとは一線を画す部分があります。
もちろんご自身の目でどのようなサービスを受けられるのかなどしっかりチェックしてから判断されるのが一番だと思いますが、この3つで「どこにしようかな」と迷っているのであれば、プロミスがオススメ!と言えますね。