プロミス審査にアナタは通る?申し込みシミュレーション

プロミスで「申し込みブラック」になったら…失敗しない申し込み方

お金が足りない!そんな時に頼りになるのが「プロミス」などのカードローン。

ですが、ついついカードローン初心者の方がやってしまいがちな失敗があります。それが「申し込みブラック」です。

申し込んだだけでブラック?申し込みそのものがブラック?など、様々な想像が出来る単語になっていますが、申し込みブラックにおいて重要なのは、本来は審査に可決する方であっても、申し込みブラックだと審査に否決してしまう、という部分です。

なぜそうなるのか、そうならないようにはどうすればいいのか?など、今回は「申し込みブラック」について解説します。

可決するはずなのに否決?「申し込みブラック」とは

本来可決するはずの人でも審査に否決してしまうという「申し込みブラック」。

非常に恐ろしいもに感じますが、その実態は一体どんなものなのでしょうか?

申し込みブラックとは「多重申込み」状態の人のこと

申し込みブラックとは、正確に言えば一般的に言われる「ブラック」ではありません。ではどのような状態なのか?と言いますと、「多重申込み」状態のことを言います。

多重申込みとは、短期間の間に複数のカードローンに申し込んでいる状態のことを指します。

具体的な期間及び申し込み件数については名言されているわけではありませんが、大体3ヶ月間の間に3件~4件以上カードローンの申し込みがあった場合「申し込みブラック」になると言われています。

【関連記事】

プロミスはブラックの利用が難しい…その理由を徹底検証!

なぜ「申し込みブラック」になるとお金を借りられないの?

「ただちょっと多く申し込みをしただけなのに、なんでお金を借りられない状態にまでなるの?」と疑問を持つ方もいると思います。

確かにその疑問はもっともなのですが、きちんとお金が借りられなくなる理由があります。

あまりに多くカードローンに申し込んでいると「それだけお金を借りなければならない切迫した状況なのでは?」と判断されてしまうんです。

お金に余裕がある…といっては少々おかしいかもしれませんが、そのような方であればとりあえず1個カードローンの審査に申し込み、否決されたら次を考える、という流れになるでしょう。

ですがお金に困窮している場合ですと、どこでもいいからお金を借りたい!と焦るため、とりあえずたくさんのところに申し込む…と想像されるわけです。

とはいえ、「どこでもいいから1つのカードローンに可決すればいいや」と、申し込みも無料だからといくつか有名どころに審査を申し込む、という方もいると思いますし、それは特別おかしなことではありませんよね。

しかしそれがカードローン業界では実はNG行為といっても過言ではないことなんです。

申し込むにしても2件までに抑えておくのが吉

ただ、絶対1件しか申し込みをしてはならない…ということはありません。

多くの場合2~3件までなら特別申し込みブラックと判断することもなく、可決する可能性は十分にあります。

審査などにシビアなカードローン会社は3件でアウトになることもあるため、確実に申し込みブラックを避けたいのであれば「2件」までに留めておく方がいいでしょう。

どうして「申し込みブラック」になったかわかる?その秘密

ここで、疑問に思った方がいらっしゃるかもしれません。

「申し込みをした情報はその会社にしかわからないはずなのに、どうして申し込みブラックのような判断が出来るのか?」と。

例えばプロミスに1ヶ月の間に3回申し込んだ、というのであれば話はわかります。

しかし、プロミス・アコム・アイフルに申し込んで申し込みブラックになったとしたら、プロミスはアコムとアイフルに申し込んだこと、アコムはプロミスとアイフルに、アイフルはプロミスとアコムに申し込んだことはそれぞれわからないはずですよね。

なのになぜわかるのか…その秘密は「信用情報」にあるんです。

審査でも超重要!な「信用情報」って?

「信用情報」は、カードローンの審査においても超重要!と言ってもいいレベルのものです。

信用情報とは、その人のお金に関する客観的な情報のことを指します。

もう少し具体的に言いますと、

  • 住宅ローンの借り先、借入額、毎月の返済額、返済状況
  • カードローンの借り先、借入額、毎月の返済額、返済状況
  • クレジットカードの利用額、支払い状況
  • その他事故情報など

などです。

「信用情報」は日本に3つある信用情報機関が管理しており、プロミスやアコム、アイフルといった消費者金融をはじめ、クレジットカード会社、信販会社、銀行や信用金庫などはぞれぞれの信用情報機関に加入しています。

加入している会員は必要な場合に信用情報を参照することができますし、信用情報を登録することもできます。

例えばあなたがプロミスでお金を借りた場合、プロミスは「プロミスに○月○日に申し込んだ」「プロミスと○月○日に○万円の契約額で契約した」といった情報を登録することができます。

そして別の会員がその情報を必要としたとき、プロミスが登録した情報を閲覧することが出来る、というわけですね。

「申し込み」の情報も信用情報のひとつとして残る!

ピンときた方も多いと思いますが、カードローンに申し込みをした情報も当然ながら登録されます。

なので、短期間に申し込みをしますと、自社で信用情報を登録する際に、必ず「近い日に他の会社にも申し込みをしているな…」とわかってしまうこととなり、「申し込みブラック」が誕生してしまう、というわけです。

ちなみに、3つの信用情報機関はそれぞれ情報共有をしているため、別の信用情報機関に登録されるならバレないだろう…と思っていても、バッチリとバレてしまいます。

「事故情報」が登録されている状態が「ブラック」

少々余談にはなりますが、信用情報に「事故情報(あるいは異動情報)」が登録されている場合、これは正真正銘のブラックです。

最低でも5年、最高で10年間お金を借りることや、クレジットカードを作ることが出来なくなるというかなり厳しい状況になりますので、絶対に避けるようにしたいですね。

「申し込みブラック」になってしまったら?対処法はあるの?

もし「申し込みブラック」になってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。

もう一生カードローンには申し込めない?それとも何か解除する対処法はあるの?…といった、疑問にお答えします。

申し込みブラックになったら一生カードローンは使えない?

申し込みブラックになったとしても、カードローンが使えなくなることはありません。

自己破産などの債務整理をした場合は正真正銘「ブラック」と呼ばれる立場になってしまいますが、それでも一生カードローンを使えなくなることはないんです。

なぜかといいますと、先程解説しました「信用情報」は、その情報の内容によって保存される期間が決まっているからです。

申し込みブラックの原因となってしまう「申込情報」は6ヶ月間の保存期間があります。つまり、6ヶ月を過ぎれば申し込んだ情報は信用情報から消えてしまうということですね。

なので、一生カードローンを使えない、なんてことはありません。

「申し込みブラック」になってしまったときの対処法は?

もし自分が「申し込みブラック」になったかも?と思った場合、その対処は非常に簡単で、「カードローンに申し込まない」だけです。

今しがた解説しましたが、申込情報の保存期間は6ヶ月間なので、その期間を過ぎてから申し込めば「これまでカードローンを申し込んでいない人」と同じです。

なので、もしご自身が「申し込みブラックかもしれない」と思ったら、6ヶ月間ほど期間を空けて、改めてカードローンに申し込みましょう。

問題なければ、スムーズに審査に可決するはずです。

ちなみに、申し込みブラックを解除する方法はありません。なってしまったら終わり…というと強い言い方となってしまいますが、一度なってしまうと間を空けるしか対処法はありません。

自分が申し込みブラックか確かめる方法はある?

「申し込みブラック」は正式には金融事故などではなく、各カードローン会社が貸付を自粛している状態なので、信用情報自体に「この人は申し込みブラックです!」と登録されているわけではありません。

…が、信用情報機関に情報開示をしてもらうことで自分の信用情報がどうなっているかをチェックすることができます。

インターネットでの開示も可能で、クレジットカードが必要になりますが、手数料1,000円で即!自身の信用情報をチェックすることができます。

意外とお手軽なので、「もしかしたら申し込みブラックになっちゃってるかも?」と思ったら、一度開示請求をしてみてもいいと思います。

初心者は申し込みブラックになりがち。でも待てば大丈夫!

数うちゃあたる、ではありませんが、心配なときほど「とりあえずある程度の数に申し込んでおいて、ひとつ当ったらいいや」と思いますよね。

しかしカードローンにおいてはそれが悪手で、自分の首を締めてしまう行為なので、絶対に避けなければなりません。

同時に申し込むとしても2つまで…と覚えておけば、申し込みブラックになることは防げるはずですので、心配な方は2社にまで絞って、両方申し込んでみるといいでしょう。

仮に申し込みブラックかな?と思う状態になってしまっても、半年間待てばその状態は解消されますので、「もうお金を借りられないかも!」と嘆く必要もありません。

ただ、本来は借りられるのに申し込みブラックのせいで借りられない、というのは悲しいものです。

そうならないようにちょっとしたポイントを覚えておきましょう!

閉じる
閉じる