プロミス審査にアナタは通る?申し込みシミュレーション

プロミスで審査落ち!?考えられる大きな原因4つと対策法を解説

プロミスをはじめ、様々な会社が提供している「カードローン」。

お金が足りなくなったときなど、気軽に利用できて便利ではありますが、当然審査に可決しないとお金を借りることは出来ません。

「カードローンの審査なんてたいてい受かる」と思っているあなた、それは間違いです!

確かに住宅ローンよりは審査に通りやすいですが、ナメていると審査落ち、なんてことも。

しかも審査落ちの理由は開示されないため、もう一度チャレンジしたい!と思うのであれば、対策を練る必要があります。

今回は、プロミスなどのカードローンの審査に落ちてしまう原因と、その対策をご紹介します。

まずはプロミスの利用条件をチェック。ここからは原因がわからない?

プロミスに限らず、カードローンには必ず「利用条件(貸付条件)」があります。

この条件を満たしていない人はお金を借りることが出来ません。

プロミスの利用条件を見てみますと、

  • 年齢が20歳~69歳
  • 本人に安定した収入がある

の2つだけです。

この条件だけ見れば、年齢が低いあるいは高い方であったり、本人に収入がない無職の方や専業主婦の方は対象外となりますが、それ以外の方であれば問題なく借りることが出来るように見えますよね。

しかし、残念ながらこの条件を満たしただけでは審査に必ず可決するとは言えません。

審査に落ちてしまう原因はざっくり4種類

利用条件を満たしているのに、審査に落ちてしまう原因。それはざっくりとわけて以下の4つに絡んでいる可能性が考えられます。

  • 既に総量規制いっぱいまで借りている
  • 勤続年数が1年未満
  • 借入件数が多い
  • 信用情報に問題あり

原因が上記の1つに該当する可能性もあれば複数の該当、はたまた全く違う理由の可能性もあります。

が、この4つは審査落ちしてしまう人の中でも割合的には多い傾向にありますので、次のトピックからそれぞれの詳しい理由と、取ることが出来る対策をご紹介していきます。

すでに総量規制いっぱいまで借りているケース

まずは既に総量規制の上限まで借りているケースです。

これは対策法も理由も非常にシンプルなものですね。

プロミスなどの消費者金融からお金を借りる場合、年収の3分の1を超えた額を借りることは出来ません。

これは1社ではなく、消費者金融全体・クレジットカードのキャッシング枠全体の合計額と思ってください。

例えば年収300万円の人が、既にアコムから30万円、アイフルから40万円、クレジットカードのキャッシング枠30万円という契約をしている場合、合計金額は100万円となりプロミスはどうあがいてもお金を貸すことは出来ません。

ここで疑問となるのは「実際借りているのはアコムから10万円だけ」という場合。実際借りているのは10万円ですから、90万円借りることも可能ないように思えます。

…が、総量規制はあくまで「契約している金額」となります。実際に借りているのはアコムからの10万円だけであっても、総量規制という目線で見ると、アコムからはずっと30万円借りているのと同じ、というわけですね。

対策法:不要な借入やキャッシング枠は解消する

このケースは対策法も本当にシンプルで、使わないカードローンやキャッシング枠を0円にするだけでOKです。

0円にする、あるいは解約することでそのぶん総量規制の額を確保することが出来ます。

先程の例を使いますと、実際に借りているのはアコムからの10万円だけ…ということですので、アイフルを解約、クレジットカードのキャッシング枠を0円(心配であれば10万円くらい)に下げます。

それだけで60万円分空きますから、プロミスからお金を借りられる可能性も十分にあると思います。

【関連記事】

プロミスカードの解約方法は?解約のメリット・デメリットも解説

勤続年数が1年未満のケース

次は、勤続年数が1年未満というケースです。

勤続年数ってそんなに影響があるの?と思う方もいるかもしれませんが、実は大きく影響するんです。

その理由は「安定」です。カードローンの場合、年収が1000万円の自営業と、500万円の会社員(正社員)の場合、後者の方が審査の上で有利だと言われています。年収は半分なのに、と思いますよね。

自営業の場合はその年は1000万でも、次の年にどうなるかわかりません。対して、会社員の場合は500万円から大きく年収が動くことはないと判断できるため、自営業の方に比べて「安定」していると言えるんです。

このような安定という判断基準で見ますと、勤続年数が1年未満の方はまだ年収が確定していません。

そのため、記載している年収が本当なのか(本当にそれだけもらえるのか)が判断しづらいんですね。

このケースは総量規制の上限まで借りているため審査に通らないケースと違い、必ず審査に通らない、ということはありませんが、通りづらくなることは事実です。

対策法:勤続年数1年経過まで待つか、収入証明書を

このケースは少々対策方法が難しく、ベストな方法は勤続年数が1年経過するまで待つことです。

が、それでは意味がない!待ってられない!という方もいると思います。

勤続年数が1年未満の場合は収入を証明する書類を何か提出してくれないか、と打診される可能性がありますので、その時に給与明細書などを提出出来るように準備しておくといいでしょう。

また、転職先が同じ業種だった場合(例えば不動産業界→不動産業界の別の会社に転職など)は年収が大幅に変わらない可能性があると見られ、勤続年数が短くても問題ないとされることもあるようです。

あくまで「されることもある」レベルなので、必ず問題ないというわけではありません。

既に借入件数が一定以上あるケース

こちらも解決しやすい原因のひとつ、既に借入件数が一定以上あるケースです。

別にたくさん借入件数があっても、総量規制の範囲内なら問題ないのでは?と思う方もいると思いますが、審査の上ではそう判断されないようです。

その理由は

  • 高い限度額で借りられる信用がなさそう
  • 返済が大変そう

の2つです。

信用が高い、イコールある程度の限度額でお金を貸しても大丈夫と判断された場合、50万円くらいまで借りることは十分に可能です(人によっては90万円くらい借りられることもあるようです)。

が、10万円~30万円くらいの限度額で複数社と契約している場合「どこも高めの限度額で貸そうと判断しなかったんだな」と見ることが出来ます。

また、複数社から借りるということは、返済も毎月それぞれ各社に対して行わなければならないということ。

となると、1社につき5000円の返済であっても、3社であれば合計15000円返済しなければならないこととなり、返済の負担は大きくなります。

返済の負担が大きくなると返済できなくなる可能性も高くなり、延滞される可能性も同様に高くなります、つまりリスクが高くなるというわけですね。

対策法:借入件数を減らす

この場合の対策方法はとてもシンプルで、借入件数を減らすだけでいいでしょう。

プロミスでお金を借りたいと思う場合、プロミス以外の借入先は1件から2件までに留めておくことをおすすめします。

プロミス+3社、合計4社からの借入となるとかなり審査では不利になります。本当にプロミスから借りたいのであればプロミス以外から借りないような状況にするのがベストです。それが出来ない場合は1件までに減らし、どうしてもなら2件…というくらいですね。

借入額や利用状況によっては1件でもダメな場合もありますし、2件借りていてもOKなこともあります。このあたりは個人差もありますが、3件を超えるとNGになる確率が跳ね上がるというのが通説ですね。

信用情報に問題があるケース

さて、最後は信用情報に問題があるケースです。…といってもなんのこっちゃ!という方も多いと思いますので、まずは信用情報を簡単に説明します。

信用情報とはお金の借り方をデータ化したもの、と思っていただければOKです。カードローンをどの会社からいくら・どのくらいの利率で・返済は毎月どれくらいで・あと何ヶ月で完済で…といった細かいものですね。

カードローンだけでなく住宅ローンやクレジットカードの支払い履歴などもバッチリ記録されています。

さて、このような信用情報で「問題」とは何か?ということですが、色々あります。

具体的には「延滞」「金融事故」「申込件数」あたりで弾かれることが多いでしょう。

もっと細かく言えば、借入件数も信用情報で把握出来ますので、こちらのトピックに入れるべきなのですが、今回は別枠にしています。

それぞれをもう少し細かく説明しましょう。「延滞」は、借りたお金を決められた日に返済していない時です。他社からの借入があり、しかも延滞している場合は当然審査に可決する可能性はかなり低いですね。

ちなみにカードローンだけではなく、携帯電話の料金支払いに本体料金も含まれている場合、携帯代を延滞してしまうと信用情報にバッチリ記載されます。カードローンでは延滞していないけど携帯代を延滞している、という方は要注意ですよ!

そして「金融事故」。これは自己破産などの債務整理を行った場合に信用情報に残るものです。いわゆる「ブラック入り」の状態なので、当然可決しません。

最後の「申込件数」、これはちょっと特殊です。あまり短期間のうちに複数のカードローンに申し込んでしまうと、「必死でお金が必要なのでは?」と敬遠されてしまうことがあります。

これはブラック入りというわけではありませんが、扱い的にはブラック入りと似た感じになってしまうので「申し込みブラック」といわれています。

対策法:情報が消えるのを待つしかない

このケースでの対策法は非常に消極的な感じになります。

信用情報に一度情報が登録されてしまうと、一定の期間はその情報が残り続けます。例えば延滞をしていたとして、延滞が解消されたとしてもそこから1年間は延滞したという情報が残る、といった感じですね。

日本に3つ信用情報機関がありますが、各機関によって情報が残る長さが違ったりするものの、以下のように一定の期間それぞれの情報が残ります。

延滞 延滞が解消されてから1年
金融事故 5年~10年(内容によって変動。自己破産が一番長い)
申し込み情報 6ヶ月

逆に言えば、この期間を過ぎればこういった情報は消去されます。

なので、仮に申し込みしまくって落ちまくった人であれば、半年後に再度チャレンジすれば可決する可能性が出てきますし、延滞や金融事故の場合は年単位ですが、情報が消えるのを待てばプロミスを利用できる可能性が出てくるというわけです。

ただし、延滞や金融事故を起こした会社(例えばプロミスで延滞していた、自己破産でプロミスで借りていた分をチャラにした)で再度借りることはほぼ出来ないといっていいでしょう。

信用情報機関関係なく、会社内のブラックリストに名前が載っている可能性があるためです。

審査に落ちる原因は必ずある!当てはまらないかチェックを

利用条件を満たしていれば、プロミスでお金を借りる権利はある…ということ。

それなのに審査に落ちてしまうということは、何かしらの「原因」がある、ということは納得出来る部分かと思います。

ではその原因が何なのか?というのはプロミス側は教えてくれないため、自分で判断せざるを得ません。

とはいえ、原因が解消されないとプロミスの審査に可決しないのは変わりませんから、今回ご紹介しました「審査落ちの原因として多いもの」が自分に当てはまっているかどうか一度チェックしてみてください。

信用情報であれば、信用情報機関に1000円支払うことでネットや郵送で情報を開示してもらうことも可能です。

原因を潰せば結果に反映される可能性も十分にあります。お金をスムーズに借りたいと思うなら、審査に落ちる原因をできるだけなくす、というのも大切な事なんですね。

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