利息を節約するならコレ!プロミスで全額返済する際の方法&注意点
プロミスからお金を借りている以上、必ず発生するもの…それは「利息」です。
借りている側がいうのもなんですが、利息というのは「ムダな出費」になりますから、できれば1円でも少なくしたい、というのが本音ではないでしょうか。
少しでも利息を減らしたい、そんな方にオススメなのが「全額返済(一括返済)」です!
そのメリットやデメリット、プロミスで全額返済を行う方法や、その際の注意点など、利息額を節約したい!という方必見と言える情報を詳しく解説。
これからのあなたの返済の意識が変わるかも!?
利息総額をぐっと減らせる!全額返済(一括返済)はメリット多し
全額返済(一括返済)についてはご存知の方も多いとは思いますが改めて詳しく説明しますと、「今借りているお金を、利息分も含め一度に返済する」ことを言います。
この全額返済、当然ながら非常に色々とメリットが多い方法となっているんです。
まずは良い面、メリットについて詳しく解説していきましょう。
利息額を大幅に節約できる可能性が高い
やはり全額返済の最大のメリットはこれ、利息額を大幅に節約できることです。
例えば20万円を借りたとして、いくつかのパターンで計算してみました。金利はプロミスの最高金利である「17.8%」に設定しています。
借入期間 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|
1週間(全額返済) | 200,780円 | 780円 |
1ヶ月(全額返済) | 202,926円 | 2,926円 |
24ヶ月(毎月1万円返済) | 238,999円 | 38,999円 |
62ヶ月(毎月5,000円返済) | 305,487円 | 105,487円 |
毎月こつこつ返済するのも悪くないことですが、全額返済とは歴然とした差が出ていることがわかりますよね。まさに桁が違う!というやつです。
借入金額が大きい場合はさらに差も大きくなりますし、借入金額が少なくなればその差は小さくなりますが、それでも簡単に埋まる差ではないと言えるでしょう。
プロミスへの信用も上がる
プロミスに限らず、カードローンは「信用貸し」なので、カードローン会社からの信用を得ることで
- 利用限度額がアップ(増額)
- 適用金利が下がる
といった優遇を受けることが出来ます。
全額返済は「全額返済できるほどの金銭的な余裕がある」ということですから、プロミスからの信用度は大きくアップ。
優良顧客と見られる可能性がぐっと高くなり、利用限度額の増額や金利が下がるチャンスが生まれるんです。
商売としては利息を沢山払ってもらったほうがいいのでは?という感じもしますが、「返済能力が高い優良顧客をしっかりと保持しておく」ことも商売としては重要ですから、増額を考えている方は全額返済を適度に利用するとチャンスが高くなる…かもしれません。
気持ち的にもスッキリする
これはメンタルの話ではあるのですが、お金を借りているとどこか「毎月返済しなきゃ…」というプレッシャーが生まれます。
しかし全額返済することで「借金がない」状態になり、気持ちもスッキリします。
お金を借りることを後ろめたいという気はありませんが、弱みを握られているような気持ちになってしまうところもありますよね。
借りてすぐ返すことで利息も少なく、気分もスッキリ!といい事ずくめな感じがしませんか?
利息は減らせるけど…全額返済(一括返済)のデメリット
全額返済はいいことが多いですが、デメリットがないわけでもありません。
人によってはデメリットと取らないこともあるでしょうが(それはメリットも同じですが)、自分が全額返済をする際にデメリットと考えられるかな?という部分をまとめてみました。
どうしても人はいい面だけを見て判断しがちですが、しっかりとデメリットも知って「自分にとってどちらがお得なのか」を考えることも大切です。
まとまったお金を用意しなければならない
当然、全額返済をするのであれば、その額+利息分のお金を用意しなければなりません。
「そもそも用意できるのであればお金を借りていない!」という方も多いでしょうから、ここが一番のデメリットになるのでは?と個人的に感じています。
給料日前にお金が足りないから借りて、給料日後に全額返済する…というくらいでしたら問題ないかもしれませんが、10万円を超えるとなかなか厳しくなってしまいますよね。
全額返済は確かにメリットが多いものの、どうしてもハードルが高い部分だと思います。
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少額だとあまり利息の節約にはならない
当然の話ではありますが、利息は借入金額によって変わります。
1万円借りた時と10万円借りた時では、1日分の利息額も10倍の差になります。
そして、借入金額が少ないときは、返済期間が短くても長くても、大きな差になりづらいです。これは分母が小さいからですね。
全額返済でもこれは同様で、借入金額が少ない場合ですと、全額返済の意味がない…とまでは言いませんが、それほど大きなメリットにならないことがあります。
こちらも先程と同様、例をいくつか見てみましょう。
5万円を借りた場合、こうなります(利息などは先程と同様、17.8%で計算しています)
借入期間 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|
1週間(全額返済) | 50,170円 | 170円 |
1ヶ月(全額返済) | 50,731円 | 731円 |
6ヶ月(毎月1万円返済) | 52,345円 | 2,345円 |
11ヶ月(毎月5,000円返済) | 54,521円 | 4,521円 |
どうでしょうか、20万円の時ほど大きな差になっていないことがわかります。
流石に毎月5,000円返済の場合は1週間や1ヶ月での全額返済と比べて結構な差が出ていますが、1ヶ月の全額返済と、毎月1万円返済でしたら、負担を考えると6ヶ月でもそう損はした感じにならないな…と思いますよね。
当然、毎月の返済額をもっと上げればその差はぐっと縮まります。毎月2万円を返済するとなると「3ヶ月」で完済し、利息額は「1,362円」と500円くらいの差になってしまいます。
手続きなど少々手間がかかる
全額返済は「今日全額返済しよ!」と勝手にできるわけではありません。
次のトピックにて詳細を解説しますが、全額返済をする際にはプロミスに一度連絡を入れなければならないなど、所定の手順があります。
繰り上げ返済(毎月の返済とは別に追加で返済すること。随時返済や追加返済とも言います)であれば連絡は不要ですが、全額返済はプロミスへの連絡が必要になりますので、そのあたりを「面倒だな」とデメリットに感じる方はいるかもしれませんね。
プロミスで全額返済をする方法は?そのポイントと注意点
全額返済をするに当ってのメリット・デメリットはある程度おわかりいただけたかと思います。
これらを知った上で「やっぱりなんだかんだ言って全額返済は利息的に得があるから、全額返済をしてスッキリしたい!」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最後のこのトピックでは、プロミスで全額返済をする際の流れや、返済方法による違いなどを解説していきたいと思います。
まずプロミスに連絡し、返済額を確認してもらおう
まず最初はプロミスに連絡しましょう。プロミスコールに連絡し、全額返済したい旨を伝えます。
その際、何日に返済の予定かを必ず聞かれます。なぜ聞かれるのかと言いますと、利息は日割り、1日ごとに変わってきますので、返済する日に合わせた返済額を計算してくれるからなんです。
例えば6月15日に返済予定と伝えた場合、6月15日時点での返済総額を教えてくれるというわけですね。
しかし15日に返済が出来ず、16日に返済となった場合、+1日分の利息がつきますので返済総額が変動してしまいます。
そのため、全額返済する日を予め決めておき、それを伝えるようにしましょう。予定などを入れずに絶対その日に返済できる!という日にするのがオススメです。
返済方法は振込やATMなどから選べる。しかし注意点もある!
返済予定日を伝えると、返済総額を教えてもらえます。
あとは返済予定日に返済するだけ…という、流れとしては非常にシンプルなものになっています。
全額返済は
- プロミスや提携先のATM
- 銀行振込
- インターネット返済
- 店頭窓口
の4種類から選ぶことが出来ますが、それぞれの方法で注意すべき点や特徴がありますので、次にそれぞれの返済方法についてさらに詳しく見ていきましょう。
ATMで全額返済をする場合
ATMは最近ではどこにでも…といっても過言ではないほど設置されていますので、返済方法としては一番手軽と言えるでしょう。
ただし注意すべき点もいくつかあります。
まず最近のATMは、振り込め詐欺などの横行の影響により、一定額以上の振込に制限がかかっていますので、まとまった額を借りている方はATMで全額返済が出来ない、ということもあるでしょう。
さらに注意しておきたいのは、ATMは「1,000円単位」である…ということ。
例えば75,324円のように、返済額に1000円未満の細かい金額がある場合、76,000円返済する必要が出てきます。
その端数はどうなるのか?と言いますと、
- 銀行振込で返金
- 店頭窓口で返金
- 次回借入時の残高から相殺
のいずれかの扱いとなります。
次もまた借りる予定があるのであれば、ちょっと多く返済しても相殺してくれるので気にすることはありませんが、「もうお金は借りない。プロミスも解約する」という場合、銀行振込あるいは店頭にてお釣りを受け取る必要があります。
銀行振込で全額返済をする場合
銀行振込で全額返済をすることが出来ます。振込先の口座はプロミスの「会員サービス」から確認することが可能です。
こちらもお手軽な方法ですし、ATMでの返済と違い1桁までしっかりと返済できるのが魅力ですが、
- 平日15時までに振込を完了させなければならない
- 別途振込手数料が必要になる
という、2つの注意点があります。
特に前者は重要で、仮に振込手続きが時間までに完了しなかった場合、振り込まれるのが翌営業日となってしまい、利息額が1日分加算されてしまいますので注意したいところですね。
インターネット返済で全額返済をする場合
プロミスでは「インターネット返済」での全額返済も受け付けています。
インターネット返済とは、ネットバンキングシステムを利用して返済するもので、
- 24時間、土日や祝日の返済にも対応
- 手数料が0円
と、銀行振込に比べると非常に利用しやすいので、個人的にオススメの方法です。
ただし、プロミスのインターネット返済に対応しているネットバンキングは以下の5つの銀行に限られています。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ジャパンネット銀行
- みずほ銀行
- 楽天銀行
この5つの銀行であればどれか1つは口座を持っている、という方も多いとは思いますが、それ以外の金融機関は対応していませんのでご注意を。
また、基本的に24時間365日対応しているものの
- 毎月第3日曜日0時~6時
- 毎週月曜日0時~7時
- 各金融機関のシステムメンテナンス時
はインターネット返済が利用できないことがありますので、返済タイミングに気をつけておきたいところですね。ただ、多くは深夜~早朝にかけてなので、そう大きな影響はないかと思います。
店頭窓口で全額返済をする場合
最後は、プロミスの店頭窓口(お客様サービスプラザ)にて全額返済をする場合です。
こちらは店頭で、スタッフに直接返済出来ますしお釣りももらえますので安心感が高い方法です。
ただデメリットとして、現在プロミスの店舗数はかなり少なくなっており、東京でも新橋と渋谷の2店舗、大阪でも梅田となんばの2店舗しかありません。
なので店頭をまず探すのが大変、行くのも大変となる可能性は結構高いです。
近くに店頭があるなら候補に入る、くらいでしょうか。
さらに、プロミスの利用を終了したい場合の注意点
全額返済を行う方の中には、「もうカードローン自体の利用も止めたい」という方もいると思います。
なんとなく、全額返済して借りているお金が0円になったら終わり…というイメージが強いですが、カードローンは住宅ローンや車のローン、フリーローンのような「最初にお金を借りてあとは返済するのみ」という形ではありません。
契約した利用限度額の範囲内であれば借入と返済を繰り返して利用することができるため、全額返済した後、つまり借入が0円であっても契約自体が消滅するわけではないんです。
なので、全額返済後にプロミスを解約したい場合は
- プロミスコール(電話)でその旨を連絡する
- 店頭窓口で解約手続きを行う
のいずれかのアクションを取る必要があります。
先程も書きましたが、店頭窓口の数は少ないので、電話で連絡することをオススメします。
全額返済で利息は大幅カット可能!ただしハードルも高め
全額返済は支払う利息を大幅にカットすることができる、利用する側にとってメリットが大きい方法ではあります。
しかしながら、借りいてしている金額が大きければ大きいほど、全額返済時の金額も膨れ上がりますので、ハードルが高い方法でもあります。
少しでも利息を減らしたいけれど、全額返済は厳しい…という場合は、上手く繰り上げ返済を活用して、少しでも元金(借りた元のお金)をへらすことを意識していくといいでしょう。
また、全額返済の方法も多彩ですが、オススメなのはインターネット返済です。1円単位できっちり返済ができるだけでなく、土日や夕方、夜など銀行の営業時間外でもリアルタイムに返済が反映され、手数料もかかりません。
借りているお金をサクサクと返済することで、プロミスへの信用アップにも繋がります。
できるだけ早く返済したい人だけでなく、もう少し限度額を増額したいという方にもオススメできるのが「全額返済」です!