プロミスの在籍確認の手順や内容は?勤務先ごとに解説
プロミスでは、申し込み→審査→契約→利用開始、のシンプルな4ステップでお金を借りることが可能です。
しかし誰でも借りられるわけではなく、2ステップ目の「審査」に可決しなければそれ以降のステップに進むことが出来ません。
特に審査の中では、勤務先に電話連絡をして「本当に勤務しているのかを確認する」ための、在籍確認が行われます。
これは審査の上で必ず行われるものですが、自分の雇用形態などによってちょっとずつ違う部分もあります。
この記事では、雇用形態それぞれについて、どのような流れで在籍確認が行われるのかをご紹介します。
在籍確認のおさらい。在籍確認をする理由とは?
まず最初に、在籍確認とはどういうものか?どうして在籍確認を行うのか?というところからおさらいしていきたいと思います。
在籍確認とは、申込み時に「勤務先」項目に記載した会社の電話番号に、プロミスの担当者が個人名で連絡を入れ、申込者を呼び出すことにより「申込者が勤務先に在籍しているかどうか」を確認するという作業です。
ですので、本人がその場にいることは関係なく、ただ「会社に在籍している」ことがわかればOK…それが在籍確認です。
通話時間としては、本人が出ようが出まいが1分程度、長くても5分もかからないくらいでしょう。
在籍確認をする理由は「勤務先を確かめるため」
なぜ在籍確認をするかというと、勤務先が本当であるかを確かめるためです。
プロミスなどの消費者金融のカードローンは、自身が収入を得ていることが利用の条件となります。
フリーランスの方はまた別ですが、基本的に収入を得るにはアルバイト、正社員など雇用形態にかかわらず「どこかに勤務している」必要があります。
ただ、中には本当はそこで働いていなくてもお金を借りたいがために、ウソの勤務先を書く人もいます。
記載したものをそのまま信じてしまうと、本来であればお金を貸さない人に対しても貸してしまい、そのままお金を返してもらえない…なんてトラブルに発展する可能性があります。
加えて、プロミスは担保や保証人を必要としない「信用貸し」ですから、きちんと勤務先に勤めていることが確認できることで、年収なども「信用」することができる…というわけです。
まとめますと、
- 虚偽の勤務先を記載していないか確認するため
- 本当に収入を得ているのか、信用を得るため
この2点のために在籍確認を行う…と思っていただければいいかと思います。
【関連記事】
在籍確認後でも否決がある!?プロミスで審査に落ちる理由とは?
会社に勤めている方の場合の在籍確認
会社に勤めている方、平たくいえば正社員の方の在籍確認は非常にシンプルです。
勤務先の部署宛に電話がかかってきますので、本人あるいは同僚など部署の人が電話対応をすればそれでOKです。
他の雇用形態でも、基本はこれに倣ったものになります。
本人が電話に出た場合
本人が電話に出た場合は、担当者はプロミスの社名を名乗ります。もちろん本人確認が取れた後ですので、突然プロミスの名前を出すことはありません。
流れとしては
プロミス:「○○様はいらっしゃいますか」
申込者:「○○は私ですが」
プロミス:「○○ ○○(フルネーム)様でしょうか」
申込者:「そうです」
プロミス:「プロミスの担当の▲▲と申します。確認が取れましたので、審査を進めさせていただきます。ありがとうございました」
といった感じになります。
本人以外が電話に出た場合
本人以外が電話に出た場合は、呼び出してもらう流れになります。
その場に本人が居れば呼び出されますし、居ない場合はその理由にそった対処をされることとなるでしょう。
具体的には
- 今は席を外しています
- 本日は休みです
といった具合ですね。
外出中などの理由で席を外しているのであれば在籍確認としては問題ありません。
少々問題になるのは「休み」の場合です。
長期休み、いわゆる休職している場合はプロミスの貸付条件の対象外となることがありますので、次の出勤日を担当者が聞くことがあります。
その際に「明日は出勤致します」といった、具体的に次に出勤する日を聞くことができれば、それで在籍確認としてはOKの判断になります。
派遣社員の方の場合の在籍確認
派遣社員の方の場合、在籍確認は少々迷うところがあるでしょう。
なぜなら、所属自体は派遣元であるものの、自身が勤務しているのは派遣先の会社となるからです。
在籍確認の流れ自体は正社員の方となんら変わりはないものの、どちらに電話をしてもらうべきか?というのは悩むポイントですよね。
プロミスが判断するので、心配ならば相談を
派遣社員の場合、プロミスから連絡があり、どちらに在籍確認を行うかの相談をすることがあるようです。
派遣元に電話をしても、派遣会社の場合は担当の人材以外はあまりわからないというケースもあり、在籍確認が取りづらいという理由もあるでしょう。
どちらに電話をする方が在籍確認としてベストなのか、プロミス側が判断し、電話をかけることとなります。
「自分はどっちに電話をしてもらったらいいかわからない」という方でも安心ですね。
しかしそれでも心配、という方は、申し込んだ後のプロミスからの連絡の際に相談してみるといいでしょう。
アルバイト・パートの方の在籍確認
アルバイトやパートの方でも在籍確認はあります。
どこに電話がかかってくるか…というと、当然ですがバイト先やパート先となります。
あまりバイト先に自分宛てに電話がかかってくる、というのは多くないことですから、「もしかしたら不審がられてしまうかも」と思う方もいるかもしれません。
ちなみに、バイト先及びパート先への在籍確認の電話の流れも、正社員の場合と変わりません。
事前に店長に事情を話しておくのもアリかも
アルバイトやパートの場合、正社員に比べるとわざわざ職場に電話をかけてくることはそうありません。
特に今の時代、携帯電話を一人1台持っていてもおかしくありませんから、連絡するならバイト先ではなく直接自分の携帯に…という方が自然です。
そのため、店長など電話に出た人に「なんか君あてに電話があったけれど、あれってなんなの?」と聞かれてしまう可能性があります。
「カードローンの審査の電話で」…なんて言えればいいですが、そんなことはなかなか言えませんよね。
その場合、「クレジットカードの審査で」と、ウソの理由を話しておくのもいいかもしれません。
最近では学生がクレジットカードを作るのは特別おかしな話ではありませんし、バイト先として記入しているのであれば、そこに電話がかかってくるのもなんら不自然ではありません。
もちろんパートの主婦の方も同様です。クレジットカードくらい作ることはあるでしょうから、理由としてはごく自然です。
さらに、クレジットカードの審査で実際に在籍確認が行われることがあるため、疑われにくいという点もメリットです。
自営業の方の在籍確認
自営業の方でも、当然ですが在籍確認はあります。
自宅を作業場(会社)としている方は自宅の電話に、別に会社の電話番号がある場合はそちらに在籍確認が行われます。
多くの場合は自分で電話に出ることになるかと思いますが、もちろん他の方が電話に出ても問題ありません。
自営業の場合、他に書類の提出を求められることもある
自営業の方はお給料をもらっている形ではありませんから、在籍確認の電話で問題がなかったとしても、収入を証明する書類の提出を求められる可能性があります。
「プロミスから50万円を超えてお金を借りたい場合」「他の消費者金融からの借入額と、プロミスから借りたい金額の合計額が100万円を超える場合」のどちらかに該当した場合は必ず収入証明書類を提出する必要があります。
これに該当しなくても、提出を求められる可能性がある…ということです。
確定申告書や納税通知書など、何かしら年収を証明できるような書類も念の為用意しておくことをおすすめします。
これはなぜかといいますと、残念ながら自営業はお給料をもらう雇用形態に比べると信用が低いからです。
お給料をもらうような会社員ですと、基本的には一定の額を毎月得ることが出来、収入が安定していると言えます。
しかし自営業の場合は、収入に変動がある、倒産などしたらお金を返すのが困難になる…といったリスクが会社員よりも高いと思われているため、在籍確認が取れたとしても別途書類を提出してほしい、とお願いされることがある…というわけですね。
勤務先への電話は怖いもの。心配なら日時の希望を伝えるのもアリ!
せいぜい1分程度で終わる、特別バレる心配もそんなにない…と、頭ではわかっていても、やっぱり勤務先に電話がかかってくるのは怖いものです。
プロミスでは、在籍確認の日時の希望を聞いてくれることがありますので、自分で電話に出たい!と思うのであればその希望を伝えてみてもいいでしょう。ただし、絶対にその時間に電話ができる…というわけではない、ということも合わせて覚えておきたいですね。
多くの方は「在籍確認が怖い!と思っていたものの、終わってみたら何ていうことはなかった」という感想を残します。
それだけ皆さん緊張している…とも言えますが、それだけ何事もなく終わってホッとしている、とも言えますよね。
不安な点や心配な部分はプロミスに相談することで解決することもありますので、思い切って相談してみるのもアリだと思いますよ!