突然、プロミスで利用可能額が0円に!?その原因と解決法
プロミスにてカードローンを快適に利用している方は多いでしょう。
「今日もちょっとお財布がピンチだから追加で借入をしようかな♪」…と思っていたら、そのはずが!突然「利用可能額が0円に」!なんて出来事に遭遇したらあなたはどうしますか?
利用可能額が0円になってしまうには当然理由があります。
逆に言えば、その理由・原因を解決することができたら利用可能額が0円から戻る可能性がある!と言い換えることも出来ます。
一体どうして突然利用可能額が0円になってしまうのか?そして、どうすればその状態は解除されるのか?
気になる「利用可能額が0円になる理由・原因と対策」を、理由別に詳しく解説していきます!
理由1:単純に利用限度額の上限までお金を借りた
最初に考えられる理由は、非常に単純ではあるものの、利用限度額の上限まですでにお金を借りたために利用可能額が0円になってしまった、というケースです。
例えば利用限度額が10万円の場合、最初に5万円を借りていたけれど、次に2万円を借り、そして3万円を借りたので合計の借入額が10万円となり、もう借りることができなくなってしまった!というわけです。
解決法:返済すればまた借りられるようになる
この場合の解決法は非常に簡単で、単純に返済すればいいだけです。
ただし、毎月の返済額の一部は利息の返済に充てられるため、例えば1万円返済したからといって、1万円また借りられるようになるわけではありません。
極端な例ではありますが、1万円のうち2,000円が利息に充てられるとしたら、8,000円のみ再度借りられるようになることになります。
ですので、「2万円返済したら2万円借りられる」というわけではなく、「元金(借りたもともとのお金のことを言います)2万円分+それに伴う利息分」を返済してはじめて2万円を再度借りられるようになります。
対処法:別のカードローンの利用、あるいは増額
今利用限度額まで借り切ってしまった状態でさらにお金を借りたいという場合は、
- 別のカードローンを利用する
- プロミスで増額する
のいずれかの選択を取るといいでしょう。
別のカードローンを利用する場合、また新たに限度額が提供されるためお金をすぐに借りることが出来ます。
しかし、総量規制によって利用可能額が0円になってしまう可能性もあります(こちらの原因は詳しく後述します)。
もう1つの方法はプロミスで増額することです。
プロミスの現在の利用限度額をさらに増額するため、増額した分は追加で借入が可能になります。
しかし審査があり、その審査に否決した場合は当然ですが利用可能額は0円のまま…と、どちらもリスクがある方法ではあります。
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理由2:延滞などをしたことで信用情報に影響があった
利用可能額が本来残っていたはずなのに、0円になっている!という場合の原因のひとつがこちらです。
返済すべき日にお金の返済を怠ると「延滞」となり、返済すべきお金にプラスして「遅延損害金」を支払わなければならなくなります。
1日の延滞が1回だけ、というくらいであれば利用可能額が0円になることはそうないでしょうが、
- 期間が短い延滞を何度も繰り返す
- 3ヶ月以上延滞している
上記のいずれかに該当した場合、「この人はお金を返す能力が低い・ない」と判断されて、借入額が利用限度額に達していなくても利用可能額が0円になる可能性は十分にあります。
特に後者の3ヶ月以上の延滞は「ブラックリスト入り」となり、5年~10年はお金を一切借りることができなくなります。
解決法:借りたお金はきちんと返済すること
借りたお金はきちんと返済!当然のことですが、遅延損害金も含めてちゃんと返済しましょう。
1週間程度の延滞であれば、それで利用可能額が0円から復活する可能性があります。
ただし、何度もやっている「延滞の常習犯」ですとなかなか復活しないこともあるでしょう。
とはいえこれは身から出た錆ですから、きちんと返済するなどで信用を取り戻していくしかありません。
また、一度ブラックリスト入りしてしまった場合は、その情報が消去される5年~10年までは一切プロミス以外のカードローンからもお金を借りることが出来ません。
この場合の解決法は「待つ」のみですね。
補足:他社の延滞でも影響を受ける可能性あり
この原因の補足として、プロミス以外のカードローンを利用している場合、そこで延滞を頻繁に起こしている!ということが理由でプロミスの利用可能額も0円になることがあります。
こういった「お金の借り方・返し方」については「信用情報」として、各カードローン会社や銀行、クレジットカード会社など、お金を貸す事業をしている企業の間で共有されています。
そのため、信用情報に傷がつく、いわゆる「ブラック」になってしまうとお金が一切借りられなくなってしまうというカラクリになっています。
ですので、プロミスにはきちんと返済しているけれど他の会社にはそうしていない…という場合、プロミスも「いつかうちも延滞が多くなるかもしれない」と判断し、利用可能額を0円にする可能性があるというわけです。
理由3:他社からの借入と合わせて総量規制に引っかかった
プロミスなどの「消費者金融」と言われる形態の会社は、「総量規制」の影響を受けます。
総量規制とは、お金を借りすぎないように定められたもので、借りる人の年収の3分の1を超えてお金を貸してはならない」と決められています。
これは1社のみではなく、総量規制の対象となる借入金額の合計となります。
なので仮に年収が300万円であれば100万円まで借りられるわけですが、プロミスで50万までの利用限度額となっていて、他社で70万の利用限度額となってしまった場合120万円となり20万円オーバーしてしまいます。
すでにプロミスで30万円借りていたら、それを超えてお金を借りられると総量規制を超えてしまうため、利用可能額が0円になった、ということが考えられます。
流石にこのような雑な審査をすることはありませんので極端な例ではありますが、借入総額が総量規制を超えてしまうために新規借入が停止される、ということは珍しいことではありません。
あるいは、年収が下がったことによって総量規制額も下がり、それに伴って利用可能額も0円になることも珍しくないことです。
解決法:年収をあげるか借入額をへらす
こちらも解決方法としては単純で、総量規制に引っかかっているのですから
- 年収を上げる(分母を増やす)
- 借入額をへらす(分子を減らす)
のどちらかを取ることで利用可能額0円ではなくなります。
とはいえ、「じゃあ年収を増やす!」といって簡単に増やせるものではない…という方も多いと思いますので、現実的な手段とすればやはり借入額を減らすことになるでしょう。
対処法:総量規制対象外のカードローンを利用する
銀行が提供しているカードローンは、総量規制の対象外となります。
つまり、現在総量規制に引っかかって利用可能額が0円である人でも、銀行のカードローンであればお金を借りられる可能性があります。
…しかし、結局返済できなければ意味がないため、総量規制を超えるレベルでお金を借りているような人の場合は「厳しい目で審査をしなければならない」人物と言えます。
なので、他に一切借金がないような人に比べると審査に通りづらい傾向にあることも知っておきましょう。
理由4:住所及び勤務先などの情報変更を怠った
プロミスに限らず、カードローンの多くは勤務先や住所に変更があった場合、速やかに連絡するように!と規約に記載されています。
しかしながらつい面倒で、ついうっかり…と情報の変更を怠ってしまう方も多いのではないでしょうか。
気持ちはわかりますが、情報が最新に更新されていないことで、プロミスとしては「なにか怪しいことがあるのではないか?(例えば勤務先が変わって年収が下がったなど)」と思い、信用を失う理由となってしまいます。
プロミスなどのカードローンは担保や保証人が不要な「信用貸し」。信用を失う=お金を借りられなくなる、といっても過言ではありません。
そのため「情報の変更をしないなんてちょっと怪しい!」と一時的に利用可能額の減額、0円にするといった対処をすることがあります。
解決法:速やかに情報の変更を行う
情報の変更を怠っていたのが理由なのですから、さっさと情報を変更してしまいましょう。
最新の情報にアップデートすることでプロミスからの信用を失うこともありません。
住所はまだしも、勤務先や雇用形態などは非常に重要な情報です。更新することで自分に不利になるかも…と思って更新出来ないこともあると思いますが、素直に更新したほうがプロミスにはいい印象を与えることが出来ますよ。
理由5:その他いろいろ
他にも色々と利用可能額が減額・0円になる可能性がある行動がありますので、それらをまとめてご紹介します!
自転車操業のような怪しい取引をしている
お金を返済するために別の会社からかりて、またそれを返済するためにお金を借りる…いわゆる返済が出来なくて自転車操業状態になっている場合、「これは怪しい!」と思われて利用限度額が減額されることがあります。
こちらも信用情報を確認することで、「いつ・どこから・いくら借りた」「いつ・どこに・いくら返した」という履歴が残っているため、それをチェックして判断するわけです。
とはいえすべての利用者の履歴をチェックしているわけではありません。さすがにそんなことをしていたら労力が大変ですからね。
明らかに怪しいお金の借り方・返し方をしている場合にチェックする、と思っていたらOKです。
プロミスから書類の提出を求められたのに応じなかった
場合によっては、プロミスから「収入証明書類を提出してください」と、書類の提出を求められることがあります。
ちょっと信用が足りない場合であるとか、希望する利用限度額が一定額以上であるとかなど理由は様々ですが、当然ながら「必要だから提出を要求している」ことは確実です。
しかしそれに応じない場合、これまた当然ですがプロミスからの信用を失います。
書類を提出出来ないということは、そういった理由(用意できない、ウソをついているなど)があるんだろうなと判断されます…これは当然ですよね。
よって、利用可能額が0円になる…というのも自然な流れではありますね。
借入額と返済に注意していれば、基本的に突然0円になることはない!
利用可能額が突然0円になっていると驚いてしまいますよね。
限度額の上限いっぱいまで借りている場合を除けば、突然利用可能額が0円になることは「借入額」と「返済」に気をつけていれば防ぐことが可能です。
借入額については総量規制に引っかかるかどうかです。ただ、プロミス1社のみから借入をしているということであれば、特別総量規制が原因となることは年収が大幅に下がったなどがない限りはないでしょう。
返済についても、遅れないことが基本ではあるものの、遅れないように気をつけていれば突然利用可能額が0円になることはありません。
あと注意すべきは自分の情報が変わった際に、きちんと変更を反映させておくことくらいでしょう。
自分の身の丈にあった借り方をしていれば不安になることはありませんので、安心してプロミスを利用してくださいね。