無職でもプロミスで借入できる可能性はある?3つのケースで考える
無職だけどプロミスで借入したい…と思っていても、そうカンタンにお金を借りられるわけではありません。
とはいえ、無職といってもお金を借りられる人がいないわけでもないんです。
例えばフリーターは広義で言えば無職の範疇ですが、最近は無職とは違うイメージになっていますし、実際お金を借りることが可能ですよね。
もちろんフリーターだけでなく、世の中には「お金を借りられる無職」と「お金を借りられない無職」の2種類がある、と言えるでしょう。
今回は「無職で収入がないケース」「自分は無職だが配偶者に収入があるケース」「無職だが収入はあるケース」の3つで、プロミスからお金を借りることが出来るのかを考えてみたいと思います。
無職で収入がない場合、プロミスでの借入は不可能
無職というと、やはり収入がない…そんなイメージが強いですよね。
そのイメージに違わず、無職に分類される中では、このケースに当てはまる方が一番多いのではないでしょうか。
残念ですが、このケースに当てはまる方はプロミスからお金を借りることはできません。
収入がないため、総量規制で貸せるお金がない
プロミスなどの消費者金融は、「貸金業法」という法律が適用され、この法律の中で営業しています。
貸金業法の中には、カードローン利用者にとっては有名と言える「総量規制」が含まれており、年収の3分の1を超える額をプロミスが貸すことはできません。
無職で収入がない方は年収も0円です。そのため、貸金業法の観点から考えたとしても、結局お金を貸すことはできない、と言えるわけです。
プロミスから借入したいなら収入を得るしかない
それでは、プロミスから借入するにはどうすればいいのか。
その答えは非常に単純で、「収入を得る」だけです。
アルバイトでもパートでも、雇用形態にかかわらず「安定した収入」さえあればプロミスの貸付条件をクリアすることができますので(あと年齢もありますが)、少なくとも門前払いされる状況から、審査をしてもらえるまでは進めます。
ただ、アルバイトに応募した状態、派遣会社に登録しただけの状態では決して「収入がある」状態とは言えません。
勤続年数(どれだけその仕事を続けているか)も審査においては重要なので、どれだけ急いでいたとしても1ヶ月はその仕事を続けて、収入を得てから申し込むようにしましょう。
無職で配偶者に収入がある場合、プロミスでは借入できない
自身は無職だけれど、配偶者に収入がある場合、これは自分がいわゆる「専業主婦」というケースです。
こちらのケースでも、残念ながらプロミスでは借入をすることはできません。
理由は無職で収入がない方と同様に、総量規制があるためです。
アルバイトやパートなどをしている主婦の方は「専業主婦」という扱いではないため、プロミスからの借入が可能ですが、一切それらをしていない専業主婦の方はムリ、というわけですね。
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中小の消費者金融なら「配偶者貸付」で借りられる可能性あり
ただ、絶対にお金を借りられないというわけではありません。
総量規制の中で、本人に収入はなくとも配偶者に収入があればお金を借りることが出来る「配偶者貸付」という制度があります。
この制度は、自身と配偶者の年収を合算し、その3分の1までならお金を借りることが出来る、というもの。
例えば自身が専業主婦で配偶者の年収が600万円の場合、自身に収入はなくとも配偶者貸付制度を使えば最高で「200万円」までお金を借りられます。
この制度は片方が絶対に収入が0でなければいけない、ということはありません。自身の年収が100万円で配偶者の年収が500万円である場合、先程と同様に200万円まで借りられます。
しかしこの制度を使うには
- 配偶者との関係を証明できる書類
- 配偶者の同意書
が必ず必要となり、手続きも少々煩雑になります。
そのため、大手消費者金融では配偶者貸付制度に対応しておらず、「専業主婦の人は貸付条件に合わないからダメ」としているわけですね。
大手でない消費者金融であれば、配偶者貸付制度に対応しているところもあるかとは思いますが、次にご紹介します方法の方がずっと楽だと思います。
銀行系のカードローンを利用すれば楽に借入が可能
専業主婦の方は、銀行系のカードローンであれば配偶者貸付制度を利用しなくても、もっとラクにお金を借りることができます。
具体的には、自身の本人確認書類があれば、あとは申込に必要な情報を入力するだけでOK、というくらいです。配偶者の同意書などは一切不要です。
どうして銀行系カードローンであればそんなことが可能なのかといいますと、銀行の場合は「銀行法」という法律が適用されるため。つまり、総量規制が含まれている「貸金業法」が適用されないからなんですね。
専業主婦の場合は借入可能な金額の上限が決められていることが多いですが、配偶者貸付制度を利用するよりもカンタンですし、ご主人に内緒でお金を借りることも可能です。
特段こだわりや問題がなければ、専業主婦の方であれば銀行系カードローンを利用した方がいいでしょう。
無職で収入がある場合、プロミスで借りられる可能性あり
最後は、無職で収入がある場合です。3つの中で、このケースのみプロミスからお金を借りることが可能といえます。
その理由は「収入がある」からです。
無職なのに収入がある、というとなかなか想像がし辛いですが…
例えば株の配当金で生活している(個人投資家)、駐車場やマンションを貸して、その賃貸料で生活している(不動産貸付業)、あとはブログを書いたり、アフィリエイトなどの収入で生活している人…といった感じでしょうか。
最近では、Youtuberも動画を投稿することによってお金を得ていますので、このカテゴリに入るのかもしれません。
昔に比べると今は働き方やお金の稼ぎ方も多様化していますので、どこかに勤務していなくても収入を得ることは出来るようになっています。
そのような方は、無職というカテゴリに入っているとしても収入自体は得ていますから、プロミスからお金を借りられる可能性は十分にあると言えるでしょう。
借入額が少なめ・収入証明書類提出が必要の可能性もあり
プロミスから借入出来る可能性は十分にありますが、利用限度額が低め(50万円未満)であったり、収入証明書類の提出を求められる可能性もあります。
これはなぜかといいますと、会社に勤務しているいわゆる「会社員」に比べて収入が安定しないのでは?と思われるケースがあるからです。
とはいえ、収入の内容によって変わってきますので、必ずそうなるとは言えません。あくまで可能性の話、というくらいです。
無職でも借入可能!と言っているのはほぼ闇金
ネット上には「無職でも借入可能!」「無職でも100万円まで融資!」といった、お金が必要な側からすれば「ありがたい!」と思えるような謳い文句の消費者金融もあります。
が、もちろんこれは甘い罠で、こういった会社の実態は「闇金」であることがほとんどです。
お金を借りたが最後、しつこい電話や取り立てがくる可能性もゼロではありません。
そもそも、消費者金融は貸したお金の利息で利益を取るスタイルです。なので、返済できなさそうな人(収入がない人)にはお金を貸さず、収入が安定している人に対してお金を貸すわけです。
お金がない人でもお金を貸す、というのは慈善事業でしかありません。なのにそれを全面に出すというのは、はっきりいって「怪しい」ことです。
いくらお金が必要だからといっても、こういった「あまりにも借りる側に有利すぎることしか書いていない消費者金融(もどき)」からはお金を借りないようにしましょう。
無職でも借りられないことはない、が収入は必須!
無職の方でも、プロミスからお金を借入できない…ということはありません。
しかし「収入があること」、これを満たしていなければお金を借りることはできないでしょう。
ただ収入がある、だけではなく安定した収入というところもポイントです。
専業主婦の方は、プロミスにこだわりがなければ十分に借入の可能性がありますが、無職かつ収入がない方は、プロミス以外でもお金を借りるのは非常に厳しいでしょう。
アルバイトでも十分なので、継続的な収入を得る手段を得ることから考えてみてください。