どうしてプロミスの審査に落ちるの?可決にはちょっとしたコツがある
プロミスでお金を借りたい!といくら思っていても、審査に通らなければお金を借りることは出来ません。
しかし、プロミスの審査に100%可決する…というわけでもなく、中には折角申し込んだのに審査に落ちてしまった、という方もいるでしょう。
しかも審査の内容や、どうして審査に落ちてしまったのかはプロミス側から教えてくれることがないため、「なんで審査に落ちちゃったんだろう?」とモヤモヤしてしまうことも。
とはいえ審査に落ちるには何らかの理由が必ずあります!考えられる「プロミスの審査に落ちる理由」をまとめましたので、自分に当てはまっているものがあるかチェックしてみてください!
申し込みの時点でアウトになってしまうケース
審査に落ちる場合、いずれからの段階で「この人はアカン」と判断されることになりますが、それがどこの段階かはわかりません。
順番に理由を考えていくとすれば、まずは「申し込み」の時点で審査に否決してしまうケースが考えられます。
ここで引っかかる人はまあいないと思いますが、ゼロでもないかと思いますので取り上げてみました。
プロミスの申し込み条件に該当していないと落ちる
申し込みの時点で審査に落ちてしまう理由はただひとつ、「プロミスの申し込み条件に該当していない」からです。
プロミスの申し込み条件をチェックしてみますと、
- 年齢が20歳~69歳
- 安定した収入がある
の2つととてもシンプル。これが守れていないかどうか、自分でも判断出来るのでは?と思う方も多いかもしれません。
…しかし、「安定した収入」というのがなんとも曖昧で、どこをどうとって「安定」というのかわからない、疑問な部分もありますよね。
ここについて補足しますと、一言で言えば「毎月お給料をもらっているかどうか」です。経営者の方や自営業の方はまた別ですが、多くの場合、会社に勤めてお給料をもらっていると思います。
これは正社員だけでなく契約社員やパート、アルバイトの方でもOK。
ただし、自身に収入がない専業主婦の方や、たまにしかバイトをしない学生の方などは「安定した収入がある」に該当しないため、貸付条件を満たしていない人となり、この段階で審査に落ちてしまうでしょう。
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申し込みは通っても、審査でアウトになってしまうケース
続いて、貸付条件には該当していた…つまり、審査を受けるとこまではいけたものの、審査でアウトになってしまうケースです。
プロミスの審査に落ちてしまった方の中で、ここに該当する方が一番多いのではないでしょうか。
その理由もいくつか考えられますので、順番に見ていきましょう。
申込の際にウソの内容を書いていた
例えば「お金をたくさん借りたいから、本当の年収が200万円だけど500万円って書いちゃおう!」だったり、「本当は他のカードローンからお金を借りているけど、借りていないことにしちゃおう!」といった、ウソの内容を書いてしまう。
当然、そんな方は審査に通りません。
…とはいえ、ウソと見破ることが出来るのはなぜ?と思う方もいるでしょう。
それには「信用情報」が大きく関わっています。
信用情報とは、クレジットカードやカードローン、他にも住宅ローンや車のローンといった利用が一度でもあれば登録される情報といっても過言ではありません。
住所氏名といった基本的な情報はもちろん、クレジットカードの支払い履歴(支払状況)、カードローンその他ローンの利用状況(借入状況・返済状況)といったものがバッチリ情報として残っているんです。
それを管理しているのが日本に3つある「個人信用情報機関」で、プロミスのような消費者金融(貸金業者)や銀行など、お金にまつわる業務を行っている会社であれば必要に応じてそれらの情報を閲覧することが出来るんです。
その情報と申込時の情報を照合すれば…ウソをついていることが簡単にバレてしまうというわけです。
なので、ウソをつきたくなっても絶対につかないようにしましょう!
他社からの借入金額が多かった
プロミスに申し込むのが初めて、という方は該当しませんが、既に他のカードローンでお金を借りているという方は要注意!
プロミスは「貸金業者」に該当するため、貸金業法という法律が適用されます。
貸金業法には、非常に有名な「総量規制」が含まれており、申込者の年収の3分の1を超える額を貸してしまうとペナルティを受けるため、年収や他社からの借入には非常にシビアなんです。
なので、既に他社からの借入がある程度の額になっている場合、「これ以上貸したら返済してくれないかも」と思われて、審査に落ちてしまう可能性があります。
ちなみにこれは、実際に借りている額ではなく「契約している額」で計算されます。
つまり、どこかのカードローンで40万円の利用限度額で契約していると、40万円のうち借りている額がたったの1万円であっても、40万円借りているのと同じと判断されるというわけです。
他社からの借入件数が多かった
借入額だけでなく、借入件数も影響しちゃいます!
なぜ件数が多いとアヤシイのかといいますと、「それだけ信用がない」と思われるからです。
例えば限度額の合計が100万円!という場合でも、1社から100万円の限度額で契約している人は「100万円貸しても(きちんと返済してくれる人だから)大丈夫だと信頼を得ている」と判断されるわけです。
対して4つの会社からそれぞれ限度額25万円で借りている場合、「お金が必要だけど高い限度額で契約出来ないから、複数社で契約しているんだな…」と思われるわけです。
利用限度額が低いということは、きちんと返済できる額がその程度だと判断されているということ、つまり信用が低いといえるわけですね。
大体2社までがリミットで、3社以上だと審査に落ちやすくなりますから注意したいところです。
信用情報に良くない情報があった
信用情報については先程説明した通りですが、中でも注目されるポイントは「金融事故を起こしていないか」です。
金融事故とは、借金を一切チャラにする分様々なペナルティや制限を受ける「自己破産」や、返済の負担を協議して低減させる「任意整理」といった債務整理をした場合や、返済日を過ぎても返済しない「延滞」などを指します。
こういった人は「きちんとお金を返済出来ない人」というレッテルを貼られている状態で、「ブラック(リスト)入り」とも言われています。
当然このような人は審査に可決することはありません。少々言い方は悪いですが、どこに「以前に借金を踏み倒した人」にお金を貸す会社があるんでしょうか?ということです。
- 延滞(長期延滞も含む)
- 自己破産
- 任意整理・個人再生
- 代位弁済
- 強制解約
といったものが信用情報に残っている場合、プロミスに限らずお金を借りるのは絶望的といっても過言ではありません。
同時の申込件数が多すぎた
こんなところにまで理由が!?と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらそうなんです。
プロミスが本命!だけどプロミスの審査に落ちてしまったらどうしよう…アイフルやアコムにも申し込んでおいた方がいいかな…と思いますよね。
しかしそこで実際に行動に移してしまうと、なんと逆に審査に不利になってしまうんです!
その理由は、短期間に申し込み件数が多いことで「よほど必死にお金を必要としている=かなりお金に困っている=返済が期待できるか不安」と判断されてしまうためです。
こちらとしては「どこか1つの会社からお金を借りられればそれで十分なんだけど…」という気持ちであっても、それは相手側には届かない、ということなんですね。
この状態を「申し込みブラック」といい、本来であれば審査に可決するような人であっても、短期間に申し込みを集中させることで否決されてしまうんです。
申し込みの情報は6ヶ月間残るため、できれば避けたいところ。できればプロミスのみ、それはどうしてもムリ!というならあと1社くらいで留めておくといいでしょう。
勤続年数が短かった
え!?こんなことで!?と思う方もいるかもしれません。
勤続年数、つまり勤務先に勤めている期間(長さ)のことですが、これが短いと「収入が安定している」と言い難いためです。
正社員であれば多少短くてもなんとかなるようですが、パートやアルバイトといった「辞めやすい雇用形態」の場合、勤続年数が短い、具体的には半年未満ですと審査の上でかなり不利になります。
「もう少しで勤めはじめて1年だな…」というタイミングであれば、1年を超えてから申し込んだほうが審査の上では有利になりますので、ちょっとガマンしてみてはいかがでしょうか。
また、「カードローンを借りるためにアルバイトを始めた」というような場合でも、ギリギリでも3ヶ月、最低半年、やはり1年は欲しいところです。
審査はOKでも、在籍確認でアウトになってしまうケース
審査内容に特別問題がない場合でも、最終的に審査に落ちてしまうこともあります。
その原因の多くは「在籍確認」になるでしょう。
在籍確認とは、申込時に記入した勤務先の電話番号に、プロミスの担当者が個人名で電話をかけ、本当に申込者がその勤務先に勤めているのかを確認するもので、カードローンの審査ではほぼすべての会社で行われています。
この在籍確認で問題があると、審査に落ちてしまうことも十分考えられます。
在籍確認が取れなかった場合
在籍確認の電話をし、電話に出た人が「そんな人はいません」と回答した場合など、本当に勤務先に在籍しているのか確認が取れなかった場合、審査に否決する可能性がぐっと上がります。
初回であれば、電話を取った人がまだ新人で名前を把握していない、音を取り間違えた(違う名字に聞こえた)ためにいないと返答した可能性もありますが、複数回行って、それでも確認が取れないのであればかなり怪しくなります。
仮に一度在籍確認が取れなかった場合、本人の連絡先へ確認の電話が来ますので「知らないうちに在籍確認に失敗して審査落ちになった」ということはないと思いますが、在籍確認が取れない場合は否決、としているところも多いため注意しておきたいですね。
在籍確認そのものを拒否した場合
在籍確認はカードローンの審査の中で必ずあるといってもいいくらいです。
しかし、会社に電話されるのはイヤ!という方はとても多いでしょう。だからといって「在籍確認は出来ません!」と突っぱね続けると「なにか裏があるのでは?」と思われ、審査に否決するでしょう(そもそも審査の一部をするなと言っているのだから当然ですが)。
カードローン会社の中には、電話がイヤな場合は別途会社名及び自分の名前が記載された書類など、勤務先に在籍していることが確認出来る書類を提出することで在籍確認の代わりと出来るところもあります。
電話がイヤだからといって突っぱねることはせず、「電話以外の方法で在籍確認をしてほしい」と相談するようにしましょう。
審査に落ちる理由は色々。回避できるものは避けよう!
いかがでしたか?審査に落ちる、と一言で言ってしまえばそれまでですが、様々な理由があるんです。
とはいえ、「ウソの情報は書かない」「たくさんの会社に一度に申し込まない」といった、簡単に回避出来る審査に落ちる理由もあります。
流石に勤続年数の問題などは簡単には解決し辛いですが、自分が「これなら簡単に避けられる」という理由を避けていくだけでも、審査に可決する確率はアップするはず。
また、信用情報はどのように登録されているのか自分で確認することも出来ますので、「全然審査に可決しない…」と思ったらチェックしてみてもいいでしょう。思わぬところで思わぬ情報が登録されているかも!?
もちろん、自分とは違う情報が登録されている場合は消去を依頼することが出来ますので、気になる方は一度チェックしてみては?
「落ちる理由」を消去していけば可決する確率が上がります。自分の出来る部分からチャレンジしてみてくださいね。