プロミスで10万円借りるのは簡単?借りるためのポイントをチェック
プロミスからに限らずお金を借りるとき、どれくらい借りられればいいでしょうか?
多くの方が「10万円あれば十分」と答えるのではないでしょうか。
もちろん、中にはもっとお金を借りたい!という方もいるとは思いますが、ちょっと給料日前のピンチをしのぐ程度であればそれで十分。
もしもの時のためにカードローンを契約しておきたい、という方でもこれくらいあれば、と考えるのが大体10万円程度のようです。
そこで、で改めて「プロミスから10万円借りる」ということについて考えてみたいと思います。
どのくらいの収入があればいいのか、毎月の返済額はいくらくらいがいいのかなど調べましたので、「10万円くらい借りたい」と考えている方はぜひ参考にしてください!
プロミスで10万円借りるための条件とは?
まずは、プロミスで10万円借りるために何が必要なのかを考えていきます。
審査の上で大きな柱となるのは
- 利用条件を満たしているか
- 年収
- 他社からの借入
- 信用情報
の4つです。それぞれの項目について、もう少し詳しく見ていきましょう。
当然利用条件を満たしていないと借りられない
最初は利用条件を満たしているかどうかです。
これはプロミスやカードローンに限らず、利用条件…つまり利用できる人が満たすべき条件なわけですから、この条件にそぐわないと、いくら申し込んでも審査に可決できません。
となると、「プロミスの利用条件って結構厳しいんじゃ…?」と不安に考える方もいるかもしれませんが、その点については安心してください。
プロミスの利用条件は、ざっと
- 申込者の年齢が20歳~69歳
- 申込者に安定した収入がある(パート・アルバイト可)
の2つだけですので、条件を満たせない!という方の方が少ないのではないでしょうか。
とはいえ、この2つを満たしているからといって必ず審査に可決するわけでもありません。
10万円を借りるなら最低でも年収は30万円必要に!
続いては「年収」です。これはとても重要なポイントです。
なぜなら、年収はプロミスで借りられる額(=利用限度額)に直接影響を与えるものだからです。
この点について説明しますと、プロミスのような消費者金融は正式には「貸金業者」と言うのですが、貸金業者は個人への貸付について、「年収の3分の1を超える額を貸してはならない」と法律で決められています。
例えば、パートで年収が20万円ある主婦の人がプロミスでお金を借りようと思っても、その3分の1である6万円くらいが上限になるというわけです。
よって、10万円を借りたいのであれば最低でも年収は30万円必要なんですね。
利用限度額が年収の3分の1に迫れば迫るほど借りづらくなるため、それより年収が高ければ高いほど10万円というハードルは低くなっていきます。
なので、年収が高い分には問題ありません。
他社からの借入が多いと利用できない可能性アリ
続いては他社からの借入です。
他社といっても、住宅ローンや車のローン、クレジットカードでの買い物、銀行カードローンは含みません。なぜなら、これらは「貸金業者」から借りているわけではないからです。
対象となるのは他の消費者金融や、クレジットカードの「キャッシング枠(ATMやCDから現金を引き出すもの)」です。
なぜ他社からの借入が影響するのかと言いますと、先程の年収のところで説明しました「年収の3分の1」というのは、全ての借入の合計額だからです。
なので、年収が120万円の人が既に他の消費者金融から20万円借りている場合、年収の3分の1である40万円中20万円を既に借りていると判断され、プロミスで借りることが出来るのは最高でも20万円となります。
借入額だけでなく、借入件数も多いと審査に影響しますので注意しましょう。既に2~3社から借りている場合、審査に影響が出てきます。
信用情報に「事故情報」「異動情報」があると危ない
そして最後の「信用情報」です。
信用情報とは、お金をどのように借り、そして返しているかがわかる情報で、カードローンだけでなく住宅ローンや車のローン、クレジットカードの支払いなどの履歴もわかります。
信用情報は審査の上でかなり重要視されています。これをチェックすることで「きちんと返済出来る人かどうか」が判断出来るからです。
具体的には、すっと返すべきお金を返していない場合は「延滞」と情報が登録されているため、信用情報をチェックして「延滞」の文字があれば「この人にお金をかしても返済してくれる可能性は低い」と判断し、審査に否決させる、といった感じですね。
延滞の他にも自己破産などの「債務整理」や、ずっと返済しなかったため保証会社に立て替えてもらう「代位弁済」などが行われた場合、重大な金融事故として「事故情報」あるいは「異動情報」として信用情報に登録されます。
これがいわゆる「ブラック入り」している状態です。ブラックでお金を借りることは難しいでしょう。
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10万円借りたときの返済額や利息額はどのくらいになる?
前のトピックでは10万円を借りるための前提条件を説明しましたが、このトピックでは、「10万円を借りたらどうなる」というところを考えてみたいと思います。
具体的には「毎月どれくらい返済すればいいのか」「完済までにかかる期間はどれくらい?」「合計の利息額は?」といった、実際に借りたときを踏まえたシミュレーションをしてみます。
最低の返済額はカンタンな計算式ですぐわかる!
プロミスでは、借入残高によって「毎月最低この額は返済してください」という額が変動します。
…といわれてもイマイチわからない、どういう計算がされるのかわからないですよね。プロミスは具体的な計算式も出してくれていますので安心です。
早速計算式を見てみましょう。
借入後残高 | 返済金額の計算式 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入後残高×3.61% (1,000円未満切り上げ) | ~36回 |
30万円超100万円以下 | 借入後残高×2.53% (1,000円未満切り上げ) | ~60回 |
100万円超 | 借入後残高×1.99% (1,000円未満切り上げ) | ~80回 |
10万円借りた場合は「3,610円」となり、1,000円未満が切り上げなので「4,000円」が最低返済額となります。もちろんこれより大きい金額であればいくらでもOKです。
毎月の返済額によって利息はどれくらい変わる?
それでは続いて、「毎月の返済額による利息額の変化」についても見ていきましょう。
当然ですが、返済回数が少ない=1回の返済額が多いほどそれにかかる利息額も少なくなります。
少々難しい説明になりますが、カードローンの利息は「元金」にかかります。
例えば10万円借りて、翌月1万円返済するとしましょう。となると借入残高は「9万円」になる…と思ってしまいがちですが、実際は「10万円+1ヶ月借りた利息」から1万円引いているわけです。
さらに、最初の方は利息に多くが充てられますので、「9万円+利息」になるのではなく「9万8,000円+利息」になるようなイメージです。
長々と説明しましたが、実際の金額を見ていただくほうが早いと思いますので、プロミスのホームページを参考に、返済回数及び金額別でどれくらい利息額が変わるかを表にまとめました。
返済回数 | 各回の返済金額 | 返済総額 |
---|---|---|
11回 | 10,000円 | 109,043円 |
24回 | 5,000円 | 119,490円 |
32回 | 4,000円 | 125,864円 |
利息額は返済総額から10万円を引いた額になります。上から「9,043円」「19,490円」「25,864円」になりますね。
返済回数によって大きく利息が変わることがよくわかりますよね。
うまく「繰り上げ返済」を利用するのも手
いくら利息を少なく出来るとしても、毎月1万円の返済になるのは厳しいという方も多いと思います。
むしろそれだけ返済出来るなら、そもそもお金を借りていない!…という声も聞こえてきそうではありますね。
それであれば、臨時収入があったときなど「余裕がある時だけ」返済額を多めにする、というのがオススメです。
返済期日に合わせなくても、プロミスでは随時追加の返済が可能です。「繰り上げ返済」あるいは「随時返済」という名称で言われます。
繰り上げ返済を行えば元金に充当される額が多くなりますので、その後の利息額を減らすことができ、返済の負担を軽くすることが出来ますので、うまく利用するといいでしょう。
「無利息期間サービス」を上手に利用して利息額を減らそう
プロミスでは、以下の条件を満たした場合「30日間無利息」となるサービスを提供しています。
- 初めてプロミスを利用する
- メールアドレスを登録する
- 明細を「Web明細」にする
その名前の通り、30日間利息が0円、つまり金利ナシでお金を借りることが出来る、というサービスなので、10万円借りた場合、最初の1ヶ月間分の利息をまるまる得する、と考えればOKです。
もちろん金利が0円の間に繰り上げ返済で2万円返済しておけば、その後は8万円分の利息と元金を返済するだけでよくなります。
8万円の最低返済額は「3,000円」ですが、先程の例のように返済回数で比較してみると…
返済回数 | 各回の返済金額 | 返済総額 |
---|---|---|
11回 | 7,935円 | 87,289円 |
24回 | 3,986円 | 95,653円 |
32回 | 3,158円 | 101,047円 |
だいぶ利息を抑えられていますね。さすがに32回ですと大きく変わりませんが、24回くらいであればまだ返済も負担にはならない、という方も多いのではないでしょうか?
10万円を借りるのは難しくない。ただし返済計画はしっかりと
収入と利用条件がクリアできていれば、信用情報に事故情報が登録されてでもいない限り、プロミスで借りることはそう難しいことではないでしょう(さすがに年収が30万円の方の場合はちょっと難しいかもしれませんが)。
しかし、大切なのは「借りる前」ではなく「借りた後」です。
返済表を見ていただいたらおわかりかと思いますが、毎月の返済額が少なければ少ないほど、利息額はふくらんでいきます。
できるだけ利息を支払いたくないのであれば、ある程度計画的に元金をへらす工夫、あるいは努力が必要だと言えるでしょう。
「たった10万円」かもしれませんが、それでも十分高額です。
お金を借りるときはきちんと返済計画を立ててからの方が、失敗も防げますし、不安も少ないのではないでしょうか。