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プロミスに発行してもらえる「完済証明書」が意外と役に立つ話

プロミスに限らず、カードローンは基本的に「お金を借りて、それを返済する」というアクションで成り立っています。

お金を完済したとしてもそれは特別なことではなく、ただ「完済しただけ」であり、なんら特別なことではないように思えます…が、場合によっては「借りたお金を完済した(している)」ことを証明しなければならないシーンがあります。

そんなときに必要なのが「完済証明書」という書類です。

なにそれ!聞いたことない!という方も多いと思いますが、完済したときにもらっておくと後々役立つ可能性もある書類のひとつです。

今回は、そんな「完済証明書」についてご紹介したいと思います。

「完済証明書」ってそもそもどんなもの?

完済証明書とは、そもそもどんなものなのでしょうか?

利用明細書と何が違うのかわからない…という方もいるかもしれません。

その名の通り「完済した」ことを証明する書類

名前からして「そりゃそうだろ」とつい言ってしまいたくなりますが、完済証明書とはその名前の通り「完済」したことを証明したという書類になります。

とはいえ、普段カードローンを利用するだけ…であれば、特別必要な書類ではありません。

詳しい理由は後のトピックにて説明しますが、「提出してください」と言われるケースがあるので、そのためにもらっておく書類…とおぼえていただいたらいいかと思います。

完済後、また借りた場合は意味がなくなる

完済証明書は、借りたお金を「完済」したことを証明する書類です。

ですので、完済後にまたプロミスからお金を借りた場合、その完済証明書は全く意味をなさなくなってしまう…というのは言い過ぎかもしれませんが、その価値は大幅に落ちるといっても過言ではありません。

なぜかと言うと、いくら過去に完済していたとしても、今借りているお金があり、それを完済出来ていない状態だから説得力がない!というわけです。

完済証明書をプロミスからもらうには?もらう際の注意点

完済証明書がほしい!と思ったら、プロミスに発行してもらう必要があります。

しかし、もらう際にはいくつか注意しておきたいポイントがありますので、そのあたりをしっかりと解説していきますね。

返済の端数がある場合は注意!きちんと残高「0円」に

人によっては、表示は「完済」となっていても、不足分、あるいは余剰分があるケースがあります。

これは返済金額が1,000円単位になりやすいため、どうしても1,000円未満の端数が出てしまうことに起因しています。

なので、例えば完済扱いとなっていても、実は利息分125円が未払い状態であったり、逆に273円過剰に払っている…なんてことが発生します。

こういった不足分あるいは余剰分は、次回の借入時に精算されるようになっているため、プロミスも特別なにか言うことはありません。

しかし!完済証明書をもらう場合は残高「0円」にしておいたほうが安心です。

不足分がある場合は支払いをし、余剰分がある場合は返還してもらった方がいいでしょう。

そうしておくことで、今後プロミスを解約するにしてもスムーズに手続きが進みます。

不足分・余剰分といった1,000円未満の支払い(あるいは返還)は、銀行振込やプロミス店頭で行えます。店頭の数は少ないので、手数料がかかってしまいますが銀行振込が確実でしょう。

自動で発行はされない!電話などで申し込む必要あり

完済証明書は自動で発行されるものではありません。必要な場合は、自分でプロミスに対して完済証明書の発行をお願いする必要があります。

プロミスコールに電話すれば、1週間程度で送ってきてくれると思います。

今回はプロミスの話なのでスムーズに事が進むとは思いますが、小さい消費者金融ですと完済証明書の発行に手間がかかるため、発行を断られるケースもあるようです。

その際は残高証明書や利用証明書などが代わりになりますので、どちらかをもらっておくといいでしょう。

完済証明書が必要になるシーンはあるの?

仮に完済証明書をもらったとしても、それが必要になるシーンはあるのでしょうか?

あまり想像できない…という方も多いかと思います。

プロミスのカードローンを利用しているだけでは、完済証明書は特別必要になるとは言えませんが、実は意外なところで役に立つこともあるんです。

詐欺の防止に一役買うことが出来る!?

どこからか名簿を手に入れた悪徳業者が、「あなたは実はまだ返済が残っているから、利子がずっとたまっていて○○万円支払う必要があります」といった内容の電話をかけてくることがあるようです。

「完済したはずなのに…」と言っても、「不足分に利子がついて…」といった返しをされる可能性があります(完済扱いの端数については、実際は利子はつきません)。

最近借りていた話ならすぐにわかっても、数年前に借りた話でしたら「もしかしたらそんなのがあったのかも…」と、つい思ってしまうかもしれませんよね。

しかし完済証明書を持っていれば「プロミスから完済証明書をもらっています」と、確固たる証拠とともに反論が出来ます(反論する必要があるのか?という部分はありますが…)。

人の記憶というのは残念ながらあいまいなものです。紙として証拠を残しておくことで、記憶の補強にもなりますね。

大きな額のローンを利用する際、信用の証明になる

借入額が大きなローンを利用する際は、カードローンに比べると審査が厳しくなりますし、細かくなります。

審査の上で、返済能力が微妙…といいますか、可決にするかどうするか、のボーダーラインに近い場合、何かしら信用をプラス出来る書類の提出を求められることもあるようです。

そこで役立つのが「完済証明書」です。

完済証明書を提出することで、借りたお金をきちんと返済したという証拠になり、返済能力の裏付けになります。

また、おまとめローンを利用する場合など、完済証明書の提出を求められることもあります。こういうケースでは事前に「もらってください」と指示を受けると思いますので、迷うことはないでしょう。

「完済証明書」よりも「解約証明書」の方が強い!?

完済証明書のお話をここまでしてきましたが、さらに力が強い書類があります。

それは「解約証明書」です。解約証明書はその名前の通り、完済だけではなくプロミスとの契約を「解約」したことを証明する書類となります。

完済証明書と解約証明書はどう違うのか、そしてなぜ解約証明書の方が書類として強いのかを解説します。

完済証明書は「あくまで完済しただけ」

完済証明書は、あくまで今回の借入を完済しただけであって、今後またお金を借りるとなればその証明書の力はかなり弱まります。

また、契約が続いているということは、実はお金を借りている借りていないにかかわらず、利用限度額分はお金を借りているのと同じなんです。

例えばプロミスと利用限度額50万円で契約している場合、解約しない限りは実際借りている金額にかかわらず、プロミスから50万円借りているのと扱いは同じ、ということなんですね。

これは住宅ローンなどの大きい借入をする際に影響が出ます。すでに50万円の借金があるのと同等に見られるからです。

しかし、解約証明書は「その会社との取引は終わりました」ということを証明していますので、大型のローンを契約する際に強い説得力となりえます。

使わないなら解約も視野に。決断は慎重に

「もうカードローンは使わない」というのであれば、完済後に解約するのも手段のひとつです。

しかし、一度解約してしまうとそれまでの利用実績がなくなってしまい、再度契約した際はまた1からのスタートとなってしまいますので、「もう使わないからいいや!」と安易に解約すると、後からお金が必要になった…なんてこともあります。

解約自体渋られることはなくスムーズに行えますので、「本当に今解約すべきか?」は慎重に決断するようにしましょう。

ちょっとの手間が必要だが、完済証明書は役に立つ!

完済時に自分から申請しなければならない、というちょっとした手間はあるものの、完済証明書は持っておくと役に立つ場面が多いです。

ただ、その後また借入をした場合はその説得力が大幅に弱くなるので、その点は留意する必要があるでしょう。

対して解約証明書は完済証明書に比べると信用の裏付けとしては強い力を持つものの、プロミスとの契約を終了させる(解約する)必要があります。

今後のトラブルを防ぎたい、今後もお金を借りていきたいというのであれば完済証明書の発行のみで十分ですので、完済した暁には一度発行してもらってみてはいかがでしょうか。

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