プロミスにお金を返さないとどうなる?チャートと対処法を紹介
お金を借りたら、当然ですが返さなければなりません。
しかし、返さないとどうなるのか?これは気になる方も多いのではないでしょうか。
当然返さなくてもOK!なんて話にはなるわけないのですが、病気などの何かしらの事情で返せないこともあるでしょう。
もし返せなかった時間が長くなるたびにどうなっていくのか、返せないとわかった時にはどうすればいいのか?など、今回の記事ではプロミスを例にして、「お金を返さないとどうなるのか」に焦点を当てて、解説していきたいと思います。
返済しないままだとどうなる?段階別に解説!
プロミスに本来返済すべきお金を返済しないまま、無視し続けたらいったいどうなってしまうのでしょうか?
すぐに取り立て!家に電話が!なんてことを想像する方もいるかもしれませんが、それはあくまで昔であったり、ドラマの中の話。
今はそういった乱暴な取り立ては出来ませんので、意外にも?静かなものとなります。
とはいえお金を払っていない人に対してそれ相応の対処をする、ということは事実。プロミスからの連絡を無視し、返済を拒み続けていたらどうなるのかを段階的に見ていきましょう。
【関連記事】
プロミスの取り立ては厳しいの?段階的に変化する取り立て方法とは?
プロミスから連絡先に電話がくる
連絡先として指定している番号、多くの場合は携帯電話になるかと思いますが、そこにプロミスから連絡が来ます。
この時点で電話に出た場合、返済が遅れている旨と、いつなら返済が可能か(あるいはいくらなら返済出来るか)話し合うことになります。
多少の信用は失ってしまうものの、最初の1回や2回くらいであれば大きな影響にはなりません。
プロミスからの督促状が自宅に届く
プロミスからの連絡を無視していた場合、はがきなどでの督促状が自宅に届きます。
この時点で連絡をした場合、結構な信用を失うことになりますので、利用限度額が減額される可能性もあるでしょう。
ですがまだ、ブラックリストに登録される段階には至っていません。
再度プロミスからの電話がくるようになる
それでも返済しなかった、無視している場合、また電話がかかってくることでしょう。
プロミスカードの利用停止及び強制解約
それでもずっと無視しつづけていると、当然ですがプロミスからお金を借りることはできなくなります(利用停止)。
いくら利用限度額が残っていても、利用停止になると限度額は0円になり、新規での借入は出来ません。
また、強制解約というペナルティを受けます。これは利用者側がどう思っているかにかかわらず、プロミスが一方的に契約を解除するものです。
「こんなのは不当だ!」と思うかもしれませんが、利用規約にしっかりとその旨は書かれていますので問題ありません。
ここまで来てしまうと、プロミスでお金を借りることは二度と出来ない…といっても過言ではないでしょう。
また、この時点で「ブラックリスト入り」する可能性大!です。
一括請求されたり訴えられるかも!?
ブラックリスト入りしたから終わり、では当然ありません。
「遅延損害金も含めた貸付金の一括請求」を求める旨の請求書が自宅に届いたり、法的解決のための訴状が届く…なんてことも!
さすがにここまでになるケースは少ないですが(それまでに支払うか、もしくは自己破産などで解決するため)、ずっと踏み倒していることで裁判沙汰になる可能性がある!ということは覚えておいて損はないでしょう。
もし返済せずに「ブラックリスト入り」したらどうなるの?
先程から「ブラックリスト入り」という単語がチラホラ出てきています。
ブラックリストとは、例えばクレーマーなどの名前が載っていて「この名前には気をつけろ!」と注意喚起するためのリスト…といったイメージですが、カードローンにもそのようなリストがあるのかな?と思った方もいるかもしれません。
実際そのようなブラックリストはないのですが、ともすればそれよりも恐ろしいかもしれない状態のこと…それをカードローン業界での「ブラックリスト入り」と言います。
「信用情報」に「事故情報」が掲載されること=ブラック入り
カードローンに限らず、ローンやクレジットカードの新規作成の際に必ず参照する情報があります。それが「信用情報」というものです。
その名前の通り「信用」を情報化したもので、基本的なプロフィール(生年月日や名前など)から、勤務先の情報、居住環境などかなり詳細な情報があります。
とはいえこれはクレジットカードをこれまでに新規作成したときなどに自分で入力した情報が元になっているもので、勝手に調べ上げたものではありません。
それに加えて、これまでローン(カードローンを含む)を利用してきたか、クレジットカードでいくら請求されていてきちんと支払えているか…といった、お金の使い方も情報として残っています。
そこに「事故情報」…具体的には「延滞していて返済していない」であるとか、「延滞していて返済の見込みがないため強制解約した」であるとか、「自己破産をした」であるとか…といった情報が登録されますと「ブラックリスト入り」となるわけです。
ブラックリスト入りになるとどうなるのか?
ブラックリスト入になるとどうなるのか?ここが気になるところですよね。
端的に言いますと、ブラックリスト入りしてしまうと「一切のお金が借りられなくなり、クレジットカードも使えなくなります」。
お金を貸しても踏み倒す=返ってこない、というわけですから、そんな人にお金を貸す会社なんてあるわけがありません。
「この人はお金を貸しても返してくれない要注意人物!」という注意喚起が事故情報の登録といえるでしょう。
ブラック入りすると一生お金は借りられないの?
ブラックリスト入すると、一生お金を借りることができなくなってしまう…もしそうだったとしたら、えらいことになります。
確かにお金を借りることはできなくなってしまうのですが、それが一生続く、ということはありません。
とはいえ、その期間は最低でも5年、最高でも10年とかなりの長さです。
その間クレジットカードで買い物をすることもできず、住宅ローンや車のローンも一切組めない「現金主義」として生きることになります。
それで生きられないことにはなりませんが、この現代生きづらいのは確かです。
ブラック入りしないように、きちんとお金を返すことが大切です!
返済できないけど返済する気持ちはある、そんな時はどうする?
ブラックにはなりたくない!返済する気持ちはある!だけど返済するお金がない…。
だからこそ、申し訳ない気持ちからついプロミスからの連絡を無視してしまう、という方は多いようです。
でも、そこで連絡を無視していればブラックリスト入りが近づいてしまいます。
そんなときにはどうするべきか?適切な対処法を解説します。
まず「返済できない」と思った時点でプロミスに連絡を
ついつい返済日ギリギリまで「返済出来るかもしれない…」と思ってしまうこと、ありませんか?
それで返済できればいいのですが、できなかった場合はその後が大変になるだけです。
「返済できないかも」と思った時点で、まずはプロミスに連絡を入れましょう。
返済日を伸ばすか、あるいは返済額を減額するかなどの相談に乗ってくれます。
もし返済日に、毎月返済すべき額を支払えるようでしたら全額返済したらいいだけのことです。早めに相談することでプロミスへの信用を大きく失わないように出来ます。
先程から信用を失う、といった文面が多く出てきていますが、信用を失うとどうなるのか?という点にも触れておきたいと思います。
もし信用を失ってしまいますと、利用限度額が減額されてしまったり、増額の案内が来づらくなる…といったデメリットがあります。
返済出来ない時は返済日を伸ばす・あるいは返済額の減額が可能
もし返済日に(その月の返済額の)全額の返済が難しいという場合、
- 返済日を伸ばす
- 返済額を減額する
のどちらかの手段を取ることが出来ます。
返済日を伸ばす場合、本来の返済日より最大で14日間延長することが出来ますが、返済額に加えて「遅延損害金」も合わせて支払わなければなりません。
遅延損害金は、借入残高×20.0%÷365日×遅延している日数で算出が可能です。
返済額を減額する場合、その月に支払う利息分だけの支払いでもOKになります。支払っていますので、遅延損害金はかかりません。
その代わり、借入残高自体は変わらないため、返済期間が長くなったり、遅れを取り戻すために繰り上げ返済が必要になるケースがあります。
お金を返さないのはリスク大!返せないなら早めに連絡を
お金を返さないで、プロミスからの連絡を無視すること自体は可能ではあるものの、その行動に対するリスクは非常に大きなものです。
最悪、お金を数年以上借りることもままならない、という可能性も十分にありえます。
うっかりお金を返すのを忘れていたとしても、プロミスからの連絡が来た時点で対応すれば、ブラックリスト入りすることは基本的にありません。
遅延損害金を支払わなければならないペナルティはありますが、こればっかりは忘れていた方が悪いと言えますし、数日くらいであれば数百円程度なので、そう大きな損害にはなりません。
ダメなのは、「返済出来ないから申し訳ない」という気持ちで返済をせず、プロミスからの連絡にも出ないことです。
返済が難しいかも…と思った時点でプロミスに連絡しておくことで、あちらもこちらの事情を考慮してくれますし、信用を無駄になくすこともありません。
会社などでも「ほうれんそうが大事」と言われますが、お金を借りることに関しても同じです。
返済が難しいかも、と思ったらすぐに連絡を。それだけでもブラックリスト入りは防げます!