プロミスには一次審査と二次審査がある?突破するためのポイントとは
プロミスでお金を借りるには、当然ですが審査に可決しなければなりません。
しかし審査の内容が明かされることはなく、一体どのような感じで審査をしているんだろう…と気になることはありませんか?
実は、プロミスの審査は「一次審査」と「二次審査」があると言われています。
それぞれの審査はどのようにして行われるのか、どのようなところを審査しているのか知りたいですよね。
そこで今回は、プロミスの「一次審査」と「二次審査」について調べてみましたので、解説していこうと思います!
プロミスには「一次審査」と「二次審査」がある
最初にも書きました通り、プロミスには一次審査と二次審査があり、審査が二段階になっています。
その内容には違いがあり、以下のようになっています。
- 「お金を貸しても大丈夫な人か」を確認する一次審査
- 「どれだけお金を貸しても大丈夫か」を決定する二次審査
当然ですが、一次審査をクリアしないと二次審査に進むことは出来ません。
ですから、審査の難易度で言えば一次審査<二次審査、といえるでしょう。
ただし二次審査に進めば必ず可決するというわけではなく、二次審査まで進んでも審査に否決してしまう、すなわちお金を借りることが出来ないケースもあります。
次のトピックから、具体的にどのような審査を行っているのかを見ていきましょう。
一次審査は、機械的に情報の照合を行う審査
一次審査は、「お金を貸しても大丈夫な人なのか」を判断するために行われます。
具体的にどのようなことをするのかといいますと
- 申込情報と信用情報の照会
- 信用情報の確認
- 年収の確認
などです。それぞれの項目について、詳しく説明していきますね。
申込情報と信用情報の内容を照会する
申込時に、住所や生年月日などの情報に加えて「他社からの借入の有無」についても記入する項目があったかと思います。
複数の会社からお金を借りている場合、あまりに借入件数が多いと「お金に困っている人」と判断され、審査に影響を与えます。
- 他社からの借入がないか
- 他社からの借入がある場合、いくらくらいか
- 住所や氏名は信用情報に登録されているか(その場合合致しているか)
といった照会が行われます。
信用情報に事故情報や異動情報がないか確認
信用情報の確認はそれだけではありません。
信用情報とはお金の使い方の履歴のようなものですから、悪い使い方…いわゆる「延滞」であったり、自己破産などの「債務整理」をした場合、一定期間信用情報に「事故情報」あるいは「異動情報」として残るようになっています。
そのような情報があった場合、いわゆる「ブラックリスト入り」している人と判断されますので「この人にお金を貸すのは危険!」という結論になり、審査は否決となるでしょう。
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年収と希望額を確認する
プロミスのような消費者金融は、法律によって年収の3分の1を超える貸付をすることが禁止されているため、年収の確認は必ず行われます。
年収の半分以上を超える希望額であれば減額して提示する必要がありますし、場合によっては審査を否決させる可能性も出てきますので、申告している年収と希望額の確認は必ず行います。
また、他の消費者金融から既にお金を借りている場合、その額と今回の希望額と合わせて100万円を超えないかどうかもチェックします(100万円を超える場合、収入証明書類の提出が必須となるため)。
一次審査で否決しないために気をつけるべきことは?
一次審査の内容はこのようなものになりますが、一次審査で否決してしまうと当然二次審査に移ることはできません。
なので、一次審査をクリアすることが最初の命題といえるでしょう。
初めてカードローンを利用する方であれば、特別一次審査で否決されることはそうないと思いますが、一次審査を可決するにあたって気をつけておくべき、知っておきたいポイントをご紹介しておきたいと思います。
- 不要なカードローンやクレジットカードは解約する
- 返済などを延滞していないか確認する
- 虚偽の内容を記入しない
ざっとこんな感じでしょうか。こちらも1つずつ説明していきます。
使っていないカードローンやクレジットカードは解約しよう
まず1つ目、不要なカードローンやクレジットカードの解約についてです。
先程のトピックにも書きましたが、他のカードローン(消費者金融)や、クレジットカードのキャッシング枠(ショッピング枠ではありません)は総量規制に該当しますし、件数が多ければ多いほど審査で不利になります。
また、利用していなくても契約している時点で総量規制の対象になります。
例えば以前利用していた消費者金融で20万円という契約をしている場合、実際に借入している額がいくらであるかにかかわらず、20万円借りているのと同じ扱いになるんです。
そのため、もう使わないカードローン、あるいはクレジットカード(キャッシング枠があるもの)を放置しているとプロミスで希望の金額が借りられない可能性がでてきます。
使うものであればムリに解約する必要はありませんが、借入件数が多い=返済出来るかどうか怪しい、と思われてしまいますので、ずっと使っていないのであれば思い切って解約しましょう。
返済・支払いを延滞していないか確認する
返済や支払いを延滞していると、信用情報に「延滞している」という趣旨の登録がされます。
当然、支払うべきお金を支払っていない人にお金を貸すなんてことはしませんので、できるだけ早くこの状態は解消しなければなりません。
自分が返済すべきものを放置していないかどうか確認しましょう。
これはカードローンをはじめ住宅ローンや車のローンなどの各種ローン、クレジットカードの支払い、携帯電話の料金支払い(本体料金も月額料金に加えて支払っている場合)が該当します。
虚偽の情報を入力しない
これは当然のことですが、「少しでもお金を多く借りたいから」などの理由でウソの年収を書いたり、「本当は無職だけどお金を借りたいから」と虚偽の勤務先を書くのは絶対にいけないことです。
今は勤務先の検索も簡単に出来ますし、仮に一次審査をくぐり抜けられたとしても二次審査でバレてしまう可能性はかなり高く、そうなると一気に否決、プロミスのブラックリスト入りを達成してもおかしくありません。
他社への借入などにも影響を与える可能性もありますので、絶対に虚偽の情報は記入しないようにしましょう。
二次審査では、具体的な金額の決定や在籍確認が行われる
一次審査が完了したら、次は二次審査に移ります。
一次審査が仮審査としたら、二次審査は本審査。より細かい・詳しい審査となり、具体的には
- 申込み内容と提出書類の照合
- 勤務先への在籍確認
が行われます。こちらも、その内容をチェックしていきましょう。
申し込み内容と提出した書類の内容が合っているかを確認
一次審査に可決したら、書類の提出を求められます。
書類は大きくわけて
- 本人確認書類
- 収入証明書類
の2種類です。
本人確認書類は運転免許証など、身分を証明できるものが該当します。
収入証明書類は源泉徴収票や給与明細書など、自身の年収や収入を証明できる書類が該当します。
収入証明書類については、「プロミスで借りたい(希望)額が50万円を超える場合」「他の消費者金融との契約額・クレジットカードのキャッシング枠の額とプロミスでの希望額の合計が100万円を超える場合」には提出が必要です。
しかし、審査の上で希望額が10万円であっても、プロミスが必要だと思ったら収入証明書類の提出を求められることがあります。
二次審査ではまず、提出された書類と、申込み内容が合致しているかを確認します。
勤務先に本当に在籍しているか、「在籍確認」を行う
その後、申込み時に記入した勤務先情報が合っているかを確認するため、勤務先に電話をかける「在籍確認」を行います。
在籍確認の電話は個人名で行われ、社名を名乗ることはありません。
また、この電話には申込者本人が出る必要はなく、申込者が不在や休みの日であっても、電話に出た人が「申し込み者が勤務先に在籍している」ことがわかるような返答であれば問題ありません。
在籍確認が取れたら、その他情報等と総合し、利用限度額が決定されます。
二次審査で否決しないように気をつけるべきポイントは?
一次審査にクリアすれば、あとはOK!というわけではありません。
場合によっては、一次審査はスムーズにクリアできても、二次審査で時間がかかり結局否決してしまった…なんてこともあります。
とはいえ、一次審査に比べると否決されづらいので、気をつけるべきポイントもそう多くありません。
- 書類の提出を嫌がらない
- 在籍確認を嫌がらない
- 虚偽の申し込みをしない
の3つとなりますね。
書類の提出を嫌がると、信用をなくす可能性大!
自営業やフリーランスの場合、収入が安定しないとみられるため、念のために年収がわかる書類を提出してほしいという傾向にあるようで、希望額が10万円であっても、収入証明書類の提出を求められることがあります。
しかしここで「法律的には提出する必要はない」と、提出を拒否すると「書類を提出出来ない理由があるのではないか」と思われて、審査に悪影響を与える可能性が出てきます。
急いでお金を借りたいのに書類を用意していないからムリ!なんて思うかもしれませんが、書類を提出出来ないと審査が完了できなかったり、限度額がかなり少なくなるなんてことも。
時間がかかっても、書類の提出の要求には応じるようにしましょう。
在籍確認が出来ないと審査に否決する可能性が上がる
会社に電話をする在籍確認、これがイヤ!という方は多いと思います。
しかし「どうしても在籍確認はムリだから」とわがままをいっても、審査が進められないので「それならうちではお金を貸すことは出来ません」という結論になるだけです。
電話が出来なくても別の書類を提出することで電話ナシにすることも出来ますが、正当な理由が必要です(一切在籍確認を受け付けないようにしている会社など)。
希望が通るかはわかりませんが、在籍確認をしてほしくない場合、申込み後すぐに電話をして相談する必要があります。
ただ、特別な理由がない場合は審査に不利になる可能性がありますのでご注意を。
虚偽の内容を書いて申し込みをしない
一次審査の時にも書きましたが、二次審査ではより正式な書類にて照らし合わせが出来ますので、一次審査をクリアしたとしてもここで弾き落とされてしまうでしょう。
お金をどうしても借りたい気持ちはわかりますが、ウソはいけません!
一次審査をクリアすればOKではない。メインは二次審査
プロミスの審査には、仮審査に該当する「一次審査」と、本審査に該当する「二次審査」がありました。
一次審査をクリアすれば、あとは在籍確認だけなのでお金を借りられるも同然!といった話もありますが、もちろんそうではありません。
二次審査でより細かい内容を審査し、吟味するわけですから、一次審査ではスルーされていた部分が二次審査で見つかる、なんてことも珍しくないんですね。
メインとなるのはあくまで二次審査ですが、お金を借りるには当然一次審査のクリアが前提になります。
気をつけておきたいポイントを知り、そこをクリアできているか確認してから申し込むことで、審査に可決する可能性はぐっと上がるはずですよ!